マウンテン・ゴリラのカーライフ

最高に面白いクルマのブログを作りたい!!(もちろん全編フィクションです)

MAZDAを批判する 他ブランドの勘違いユーザー達・・・

 

日本中の老害が集まった!?

もはや完全にネット系カーメディアの風物詩となってしまったコメント欄の「MAZDA叩き大会」・・・これ結構中毒性が高くて、世の中にはどれだけメチャクチャなことを言う人がいるのか「怖いもの見たさ」みたいなモードで、手持ち無沙汰な外出中にスマホでついつい見てしまう。ベストカーなどが「MAZDA」でヤフーのトップ記事ともなると数時間のうちにコメント数が4桁まで跳ね上がったりする(クルマ記事では異例)。カービューなどの専門メディアでも3桁くらいまで一気にコメントを稼ぐのはほぼ漏れなくMAZDA関連記事だ。トヨタやスバルでは1桁のコメントも満足に集まらないし、そんなスレにやってくるコメントはあまりに真面目すぎて面白くない・・・。

 

この国に民主主義はまだ早い!?

MAZDA記事に集まる数百のコメントを見てみると、ざっと9割が「MAZDAに対しての皮肉屋」か「黙ってられないアンチ」で、残り1割がムキになって叩いている連中を軽く小馬鹿にする「擁護派」。アンチ9:擁護1とはいえ、分母は「MAZDAに何か言いたい人」というヤバい属性なので、この統計がマーケティングに何らかの影響を与える可能性はほとんど無視できると思う。9割を占めるアンチのコメントは、ほぼ半数が「子どもの捨て台詞」以下でしかない。残り半分の何らかの意見を述べているものについても、失礼だけど業界の全体像が見えていない「情報が少なすぎる他ブランドユーザー」によるものが多い気がする。おそらくMAZDA関係者やMAZDAユーザーの心に刺さるものは皆無だ。ビックリするくらいにまともな指摘ができるアンチはいないのか!?

 

 

虚栄心!?

コメント見てると、わざわざ自分の乗っているクルマを名乗る人も結構いるが、そこから想像するに、「トヨタ」「レクサス」及び「メルセデス」「BMW」「VW」「ボルボ」などのユーザーが多いようだ。まあ・・・MAZDAが気に食わないのが、なんとなくわかる気がする。前田育男さんがデザインを監修するようになって以降は、「ブランド力」を露骨に主張するようにななり、MAZDAユーザーがちょくちょく「高級車乗り」気取りに見えてしまうのが癪に触るのだろうか!?アンチが乗っているクルマは、見事なまでに「気取る人」のためのブランドばかりであるし。MAZDA好きも必死でコメント欄で応戦しているけどさ、これってメルセデスユーザー(トヨタなど)がBMWユーザー(MAZDA)を「成り上がり者」ってバカにしている構図に近いのかもしれない。とても愚かに見えるけども人間社会では構造上不可避らしい・・・。

 

 

知らないからこそ書ける批判!?

「勘違い」とタイトルに書かせてもらったが、「どのクルマも同じ顔」「デザインはもう飽きた」みたいなほぼ無意味なステレオタイプなコメントがほとんだだということがそれを物語っている。断言してもいいけど、多くのMAZDAユーザーはデザインでクルマを選んでいるわけではない。「同じ顔」だろうが「デザインに飽きて」いようが、クルマを買うならばMAZDAの「操作性」や「安全設計」を信頼して選んでいるだけだ。ネットで手軽にUSNCAP、ユーロNCAP、JNCAPの衝突安全スコアを見ることができるけど、各メーカーの平均的なスコアも知らずに、MAZDAのクルマ作りをあれこれジャッジしてしまうから的外れでおかしなコメントが量産されてしまうのだろう。これは「アンチな個人」の問題というよりは、日本社会全体の「大衆的情弱性」に起因しているのかもしれない。さらに追い討ちをかけるようだけど、「各ブランドごと」に勘違いなアンチ様にツッコミを入れてみようと思う。

 

トヨタ

 

「マス」コスト・モンスター

トヨタ陣営もMAZDA陣営も認めていることだけど、「マス」の力が使えるトヨタは工業製品として追求するべきものが、「マス」を使わないMAZDAとは大きく異なってくる。トヨタが圧倒的シェアを誇り、他社を大きく突き放しているジャンルはミニバンである。キャビン容積の追求とパワーユニットの一元&簡略化を正義としたクルマ作りを中央にして、周辺のモデルもそれに近づけて設計していく。カローラハリアー、カムリも結果的にエンジン(熱効率最優先)やミッション(絶対にCVT)が「ミニバン」に最適化されたものに準じた仕様になっているが、「マス」を前提としたクルマ作りが徹底完徹されている。ちなみにどうやっても「ミニバン」に近づけて作ることが難しいモデル、例えば86やスープラは周知のように「特殊な方法」で開発されている。クラウンの後継モデルも「ミニバン」に近づけない開発をするために「特殊な方法」で供給されるという噂だ・・・。

 

MAZDAをパクってます<公式>

「良いクルマ」というベクトルで、トヨタユーザーがMAZDAを批判するのは相当に無理がある。豊田章男社長を密着取材した本にハッキリ書いてあることだけど、トヨタのTNGAはそもそもがMAZDAのプラットフォーム戦略を「リスペクト」(by社長)して設計されたと認めている。MAZDA第六世代を「トヨタのコスト」で計算し直してコピーしたのがRAV4などで使用されるTNGA-KやTNGA-MCといったFFシャシーだ。いわばMAZDAシャシーに無理やりCVTを押し込んだ設計だと言える。トヨタ幹部もプラットフォームの制作に関しては、MAZDAに比べて開発サイクルは5年以上遅れているを認めている。つまりMAZDAの第七世代シャシー(2019〜)をトヨタがコピーして使い始めるのが2024年頃になるという話だ。

 

MAZDA基準になったTHS

トヨタのTHSはかつてMAZDAに供用されたことがあったが、MAZDAのクルマ作りの基準に全く合わない(ドライビングフィールが担保できない)という理由で、広島のエンジニアによって徹底改造された。MAZDA改造のTHS車両に極秘に美祢テストコースを訪問して乗り込んだ豊田章男社長は大きなショックを受け、発売間近だった四代目プリウスの発表を1年延期して作り直しが命令された(東富士に美祢のようなテストコースも新造)。四代目プリウス以降にトヨタのハイブリッドは「普通のクルマのように乗れるまで洗練された!!」と大いに評価されたけど、その大部分はMAZDAの仕業だ。これも豊田章男社長のたくさん出ている本のいくつかに載っている有名な話だ。「マツダ地獄」とかいう単純で思考停止な人々が好みそうな言葉(スラング)はネット界隈ですぐに流布するけど、本物の知識はまだまだ実体験だったりリアルな書籍でないと身に付かない。残念ながらトヨタユーザーがマツダを批判するという構図=「本を読まないオッサンのたわごと」でしかない・・・。

 

 

レクサス

 

ミーハー同士の不幸な関係 

本来だったら「金持ちケンカせず」なはずなんだけど、MAZDA記事に興味を持ってしまう「マウンティング気質」な人が結構いるらしい。クルマが好きで好きでたまらないからMAZDA選ぶのと同じように、社会的立場からどうしても適当なクルマがレクサスになってしまう、クルマ選びに「制約」を抱えているもの同士分かり合える部分も多いと思うが・・・。ちょっと気になるのは、「MAZDAユーザー=ミーハー」だとラベリングして批判コメを書いている節があること。前述の「顔がみんな同じ」「もう飽きた」等のコメントは、本来のMAZDA好きには全く届かないが、しかし2012年以降のマイルドになったMAZDAを「デザイン」から気に入って買った層(ミーハー?)に対してレクサスユーザーからの辛辣な思いが具現化したものなのかもしれない。デザインだけMAZDAに飛びつく「にわか」ユーザーを茶化しているのだと思われる。

 

ほっといても喧嘩する関係

それって・・・レクサス好きとは「旧型のアリストやハリアーにレクサスマークを貼り付けちゃう人々」だと断じてしまうくらいに視野が狭いのでは!? 「デザイン」だけで憧れてしまうややミーハー?なMAZDAファンの思考にごくごく近い脳みそなゆえに、しょうもない「煽り」文句をコメント欄に晒すことができてしまう・・・としか言いようがない。ミーハーなレクサスファンがミーハーなMAZDAファンを揶揄するだけの「アンチコメント」が掲示板を埋め尽くす状況は、クルマ文化にとっては不幸の幕開けでしかない。もはやレクサスとかMAZDAとか関係なく、未熟な思考のオッサン達が加害者になり被害者なっているだけだし、その構図は社会全般で日常的に起きているパワハラのようなトラブルに他ならない(つまんないことでケンカするオッサンいますよね・・・)。

 

 

メルセデス

 ブランド力とは!?

MAZDAのブランド化に対する揶揄もなかなか止まらない。「長い年月かけて欧州車はブランド力を築いてきた」とか、しょっちゅう書かれている。中には「MAZDAも欧州車の真似ばかりではなく日本ブランドらしく独自性を磨くべきだ!!」とかいうコメントもよく見かける。前田育男さんがデザインのあり方を著書まで出して語っていて、そのデザインにハッキリとオリジナリティが見られるから、MAZDAのデザインはWCOTYでも相応の評価を受けている。欧州ブランドに似たデザインなど北米やアジアのメーカーが腐るほど作っているけど、なぜMAZDAばかりが繰り返し受賞するのか考えたことあるのだろうか!?

 

MAZDAブランディングの歴史は長い

業界で最も有名と言っていいデザイナーのジョルジェット=ジウジアーロが1969年に独立してイタルデザインを創業した際に、東洋工業(現MAZDA)の三代目社長にして四輪事業を立ち上げた松田恒次に相談するなど、クルマ作りの最初から「ブランド」は追求&維持してきた。総合自動車メーカーでスポーツカー専用シャシーを50年以上作り続けているのはMAZDAGMだけ(他にポルシェとジャガー)。ロータリーもスカイXもMAZDAの歴史の1ページであり、長い挑戦の歴史・・・そのようなストーリ性こそが「ブランド力」だと思うのですがね。知らない人に何を言っても無駄でしかないけど・・・。

 

オワコン

日本市場のメルセデスは、三菱ベースで作られていると知ってるのかわからないけどA、B、CLA、GLAなど横置きエンジン車のシェアがどんどん大きくなっている。もはや中国やメキシコだけでなく、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、トルコなどなど、世界中のファクトリーと「ライセンス生産」契約している。プレミアムブランドなのにMAZDA並みに芳しくない利益率のメルセデスは収益性改善のためにすでに「禁じ手」を使っている。「マス」のトヨタよりも劣悪なコスト水準で部品の供給を受けている。エンジンなどの主要部分も日産ルノーのアライアンス製品をそのまま使っていたりする。現状でMAZDAメルセデスどちらがクルマ作りに対して真剣だと思いますか!? 判断の基準は複雑だけども、やはりメーカーの姿勢こそが世界中のユーザーを集める。その結果としてMAZDAトヨタとパートナーシップを結び、メルセデス吉利汽車の傘下に落ち着くのも当然のことだと思うが・・・。それでもまだそんな不穏当なコメントでMAZDAの名誉を汚すのだろうか!?

 

BMW

80年代はすごかった!?

2002年発売のGGアテンザを開発した主査・金井清太さんは80年代の終わりにドイツのアウトバーンで現地メーカーのクルマに乗り、その高速走行性の高さにの前に今のMAZDAでは歯が立たないと痛感したらしい。おそらくBMW車だったのではないだろか。MAZDAのエース開発者の目から見ても当時のBMWは優れていたらしい。「ドイツ車よ今にみちょれ」とクルマ作りに邁進し、第五世代(2002〜2012)の先頭を切って発売されたGGアテンザはE46をベンチマークしてあらゆるパラメータで上回るクルマを開発した!!と金井は胸を張ったらしい。最初から「世界最高のスポーツセダンを作る」ことしか考えていなかったそうだ。

 

他社から無視されるBMW

第六世代(2012〜2019)になり登場したGJアテンザの公式発表によると、ベンチマークした車種名からBMWが消えて、代わりにVWパサートが記されていた。ここで2つの解釈が考えられる。経営合理化の観点からアテンザアクセラシャシーは統合された、同じ手法を使っているパサートとゴルフの関係に近いゆえに、アテンザベンチマークパサートにしたとする説と、E46の大ヒットから時間は過ぎ去り欧州でBMWアウディに負けるという屈辱を味わい。2010年頃にはアジアマーケットに急速に軸足を移していたBMWを見てもはやお手本でもなんでもないとして外した説である。

 

MAZDAと比べられる要素が・・・

常識的に考えて前者が妥当なんだけど、藤原副社長や前田育男さんの発言の節々から、すでに「BMWMAZDAの眼中にはない」という現実も浮き彫りになっている。「MAZDAがFRシャシーを使うのはコスト面で有利だから!!」との発言も飛び出している。米国市場で6気筒エンジンのマーケットが手薄になっているからMAZDAが取りに行く、メルセデスBMWジェネシスジャガー、インフィニティ、レクサスをまとめてエンジン技術で超えて行く算段があるらしい。伸びているマーケットで先行しているブランドを真似れば「パクリ」だけど、FR市場は縮小気味だ。やる気のない先駆者たちを排除して新しい価値を生むとMAZDAは宣言しているわけだ。それでも「MAZDABMWを真似ている」と言いますか!? 直噴ターボ、バルブトロニック、他社ミッション、他社AWD・・・主要部品のどれをとっても「借り物」でしかないのはどこのメーカーですか!?

 

VW

中国政府のジャッジ

MAZDAを買うくらいならVWゴルフの方がよっぽどお買い得だ!!」みたいなコメントがたまにある。他愛のないブランド愛に満ちたコメントなんだけど、MAZDA記事のコメ欄に放り込まれることで、ツッコミどころが満載になる。トヨタと並ぶ「マス」のVWですから、生産工場も世界中に散らばっていて、どこでも作れるコストに落とし込まれているのに、MQBは思ったほど利益率を押し上げることができなかった。欧州、北米、中国の主要市場ではMAZDAよりもかなり割安な価格設定で勝負しているブランドですから、日本市場の価格が嘘のように「薄利多売」な体質。かつては中国最高峰の国内メーカー「第一汽車」(国営)のライセンスコンペでプレミアムブランドの「紅旗」にトヨタジェスタとGHアテンザ、そして大衆ブランドの「奔流」でゴルフ6が採用されたこともある。中国政府の真っ当な評価がMAZDAVWの立場を妥当に表現していると思うが・・・。

 

VWゴルフの歴史は・・・

間も無く日本でも8世代目に以降するVWゴルフ。ジウジアーロデザインで華麗にヒットした第一世代と第二世代ですでに名声を得た。その後「マス」らしいコストカットにより評価が悪かった第三世代と第四世代と代を重ねたが、「マス」一辺倒で性能を置き去りにしていたVWの目を覚ましてくれたのがフォード(MAZDA)のフォーカスだった。欧州のトップシェアは今もゴルフの定位置だけど、この時は完全に逆転された。第五世代、第六世代はフォード陣営からエンジニアを引き抜くというVW得意の作戦で相手のコストを知り、自らの設計に反映させた(過去に何度か悪質に行っていてアイアコッカも自著でブチギレている)。第七世代、第八世代で採用されているMQBはフォード(MAZDA)からヒントを得たシャシーをやはり「マス」でコスト計算し直したものに過ぎない。あまりに無茶をしたためにVWゴルフの歴史はいよいよ消え入りそうだ。第四世代でMAZDAにボコられたところで終わっていたとも言えるが・・・。

 

↓笑顔でMAZDA批判・・・楽しそうですね(こんなしみったれにはなりたくない)。

 

 

ボルボ

いうまでもないこと・・・

もう説明不要だと思うけど、このブランドが21世紀まで行き伸びるために尽力してくれたメーカーが3つある。一つはかつての親会社フォード。二つ目は現在の親会社の吉利汽車。そして残る一つはフォード陣営のためにシャシーとエンジンの開発の中核を担ったMAZDA。日本でも一時は完全撤退が噂されたけど、2013年の輸入車Cセグ大戦争に勝利した「V40」の活躍で息を吹き返し、吉利汽車傘下で新たに作られた新型モデルも次々と投入されシェアを伸ばしている。V40はMAZDAのB系シャシーを使っている。そしてボルボが新たに打ち出した上級モデルシャシーでは横置きシャシーにフロントにダブルウィッシュボーンが配されているが、フォード陣営でMAZDAがGG、GHアテンザで採用していたアイディアにほかならない。

 

↓これ読んでからMAZDA批判を存分にどうぞ!!

 

 

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