ヤリスの存在意義 トヨタの数あるラインナップの中でも、最もシンプルな設計で、言葉は悪いけども一番「安っぽく見える」クルマが、コンパクトカーのヤリスだ。後席回りは特に簡素に作られているので、タクシーはおろか高齢者向けデイサービスの送迎車として…
夜の走り屋 ツール・ド・フランス2024がポガチャルの圧勝で終わったので、1ヶ月ぶりに夜間ドライブに行った。午後11時を過ぎた辺りの埼玉県所沢市周辺に張り巡らされたバイパス道路は、気持ち良いドライブには良い感じの交通量になっている。所沢を起…
欲しいけど価格上昇が止まらない 世界的な物価高なのか円安なのかわからないけど、輸入車価格の上昇率は消費者物価指数のそれを大きく上回って上昇している。アバルトの親会社フィアットもステランティスというオランダに本社を置く巨大グループの一員となり…
技術の使い所 日本メーカーの新型モデルが、SUVもしくは高級化されたピープルムーバー(ミニバン)ばかりになって久しい。ほとんどのクルマで居住性と快適装備が開発の目玉になっていて、結果として車重はどんどん増えるし、車高も重心も高くなっている。踏ん…
欲しいクルマが無い・・・ 2000年くらいまでは、Bセグのカローラ2やヴィッツよりもクラウンやマーク2の方が販売台数が断然に多かった。人口ボリュームゾーンの団塊世代がまだまだ現役で、見栄えが良い中上級モデルが売れたわけだけど、この世代が役職定年…
ガソリン価格の闇 ガソリン価格の高騰が1年以上続いていて、政府のガソリン補助金が延長されている。ガソリン価格の上昇を一定に抑える政策だけど、夏休みに178円/Lくらいだった価格が10月末日では161円/Lくらいまで下がっている。利用していたスタンドでは…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 三菱がオンリーワンな理由 ポルシェやMAZDAのような世界的なスポーツカー・ブランドが、今ではすっかりとSUVを主力モデルに据えいる。そんな時代であるので、三菱のような真面目な実用車メーカーはSUVの…
SUVの経済性 ガソリン高の影響からか、夏の高速道路は比較的にスイスイ進めて、渋滞もなく消費燃料が少なかったので、逆にガソリン代が例年よりも安上がりだったかもしれない。燃費のことはほぼ考えずに選んだガソリン自然吸気2.5LのMAZDA・CX-5に3年近く…
アメ車の変遷 新型のアメリカ車はなかなか日本の道路ではあまり見れなくなった。シボレー、ダッジ、キャデラックなどの20年くらい前のモデルは日本市場でもいくらか流通していたので、その世代のモデルをたまに見かけるくらいだ。所沢(埼玉県)や八王子(東京…
価格変動が激しい 2023年2月現在の日産リーフは、40kWhクラスが408万円〜、60kWhクラスが525万円〜となっている。東京都在住ならばざっくり120万円の補助金であるので、今のところはエンジン車のコスト感覚で買える唯一の普通車BEVである。これでも一応は大…
Bセグが面白い 2022年で日産マーチと三菱ミラージュの日本向け販売(タイ生産)が終了し、共謀する両社のBセグ戦略は節目を迎えている。ルノー日産三菱のアライアンスは、欧州市場の覇権を唱え、Bセグに関してはルノー主導の供給補完体制が構築されつつある。…
貴族趣味の賞味期限 ゴリゴリのグランドツーリングカーが欲しい。ゴリゴリとは・・・周囲から「よくそんなクルマ乗るね・・・」とちょっと呆れ半分に言われちゃうクルマ。日本メーカーが最も苦手としているジャンルかもしれない。現行モデルだとアストンマー…
新車販売計画はどうなった!? 日産はカルロス=ゴーン前会長の退任騒動があって、前会長が度を超える贅沢をしていたから新型車が作れませんでした!!みたいな下手な言い訳をしていた。その場しのぎで「大量に新型車出します」と宣言していたが、いくら待っ…
ドイツに勝った・・・ カタールで行われているサッカーワールドカップで日本の大躍進が話題になっている。僭越ではあるが組み合わせ抽選でドイツ、スペイン、コスタリカと同じ組になった時に、コスタリカは難しいかもしれないけど、ドイツ、スペインなら全然…
「王道」モデル登場 CX-60がいよいよ発売された。MAZDAの他の上級モデル(MAZDA6、CX-8、CX-5)をすべて受注停止にして、全力を挙げてCX-60に予約を集中させている(CX-8は再開したらしいが・・・)。これらの従来の上級モデルも乗り出しで400〜500万円…