マウンテン・ゴリラのカーライフ

最高に面白いクルマのブログを作りたい!!(もちろん全編フィクションです)

日産の次に内紛が起こるメーカーは!?

クーデター!?

日本では多くの人が「やっぱりなー」と言った感想を漏らす。フランスでは「日産は明智光秀」とか書かれているらしい。三菱を傘下に収め、インフィニティのグローバル販売が軌道に乗り、日本国内でもノート、セレナ、エクストレイルが好調で、トヨタへの免疫もついてきた日産がルノーの影響力を排除するためのクーデター・・・だと疑われるのも仕方がないくらいの完璧なタイミングではあるなー。

 

日本のメディアは容赦ないよなー

カルロス=ゴーンがいなくなれば他の役員の報酬が上がる!!とか思ったのだろうか・・・。それとも西川社長以下、日本のスタッフの力で日産を世界の頂点に押し上げよう!!と本気で思っているのだろうか!?社長の報酬が公開されるようになって、日産の「企業イメージ」を損なわないために20億円の報酬が半分であるかのように『偽装』を企てたのがそもそもの間違えじゃねーの!? 日本の株主やユーザーを欺こうとしたチンケな作戦の成れの果てにこぼれ落ちたのが今回の事件の真相らしい。別に優秀な経営者ならば20億円の報酬をもらっていたっていいんじゃねーの!?元々は日産のセコい発想が生んだ不幸な事件でしかない・・・ゴーン社長が舛添要一のように報じられている日本のメディアにやや不快感すら感じる。

 

ゴーンが作ったGT-Rの日産

報道によると西川社長は「ゴーンがいた日産ではなく、GT-Rの日産だと言われるようになろう!!」とか社員向けに檄を飛ばしているらしい。そもそもGT-Rってさ、その開発を後押ししたのはゴーンだったっていう話じゃね!?・・・。20年に及ぶ長期政権を経て、今の日産を形作っているものはすべて良いものも悪いものもゴーン時代の遺物でしかない。ゴーンの首を獲ってから、さあ今からいいクルマを作ろう!!・・・とか言われてもシラけるだろーに。

 

どこでもやってる!?

有価証券報告書義務違反』の意義はわかるけどさ、そもそもゴーンがやっていることなんて日本中の大企業で当たり前に横行していることだし、今回の事件を知ってあーだこーだと騒いでいるのは、これまでのキャリアの中でまともに裏金すら作ったことがない会社にとって最初から経営上の「戦力外」でしかない雑魚なオッサンと非正規社員だけだって。まるで「鬼の首」を獲ったように誇らしげにしてる西川社長だけども、何年か前に渡辺恒雄に歯向かった清武とかいう球団社長?にちょっとイメージが被る。臨時取締役会であっさりと解任決議されるのも時間の問題じゃね!?今頃は眠れぬ夜を過ごしていると思うよ。解任の前に体調を崩す可能性もありそうだ。そして日産の一般社員もそんなにアホじゃないと思うし・・・。

 

恥を知れ!!

今回の一件で日産も三菱も『終わった』かもしれない。内部崩壊というエゲツない結末で社史を汚してしまった。そのルーツは中島&三菱といった陸海軍につながる名門だっっていうのにさ。なんなんだよ・・・フォルクスワーゲンじゃないんだからさ。VWの一連の不祥事は、当時は経営の一線から退いていたフェルディナンド=ピエヒ一派がリークした陰謀説が実しやかに噂されている。まあ本能寺の変の黒幕は羽柴秀吉だった!!くらいの噂話の域だけども・・・。

 

役員全員が解任!?

これまでゴーンの靴をナメてきただけの小物な社長が、とても『大日産帝国』の偉大なる指導者になれるとは思えない。トヨタよりも断然に営業利益は少ないのに、役員報酬だけは他の日本メーカーを圧倒している日産。そんなヌクヌクな状態のメーカーが世界を驚かすようないいクルマを作れるとも思わない。せいぜい過去の遺産を生かしてドイツメーカーよりはマシなレベルのクルマは栃木工場では作れるかもしれないけどさ。

 

日産のGT-Rと言えるのか!?

気がつけばGT-R発売から10年以上が経過した。GT-Rの次の形態を考えるだけの創造性も失われたのかもしれない。幸いなことに水野さんはたくさんの本を残してGT-Rの真実について余すところ無く教えてくれている。大前提としてGT-Rとは「サプライヤー技術の展覧会」だったと書いている。「愛知機械工業」って何を供給しているサプライヤーだかわかります!?日産以外にどこのメーカーで採用されている!?・・・誰も知らない。GT-Rに赤字覚悟で協力した中で、その努力が報われたサプライヤーってどこなんだろう!?

 

日産サプライヤーの不遇

GT-Rには直接関係ないけども、欧州シェアを全く伸ばせずにトヨタ系のアイシンAWに完全に遅れをとっているジャトコ。ルノー車に全面的に採用されるかと思われたけども、ターボエンジンのルノーにとってはCVTは使い勝手が悪く、よりによってアイシンAWが採用されている。日本向けはマグナ=ゲトラグのDCT。他にも日産系サプライヤーの代表格だったカルソニックカンセイも売却・・・。

 

全ての不作為はゴーンに背負わせろ!?

デンソーアイシン精機などトヨタ系はそれぞれに売上2兆円超え(マツダ、スバル、スズキに匹敵)のメガサプライヤーに成長し、ボッシュやコンチネンタルといったドイツの『国策』サプライヤーに十分に対抗できていますが、日産系は・・・ちょっと不遇か!? 素人が言うべきことではないかもしれないですが、「何が GT-Rだ!?」って思ってしまう。日産が抱える全ての矛盾をゴーンに背負わせて、不遇のサプライヤーを救うべく立ち上がった・・・そんな「ハリボテの正義」でユーザーの気持ちを捕まえられると思っているのだろうか!?

 

次に危険なメーカーは!?

日産に限らず、ホンダもマツダも系列サプライヤーは決して恵まれていない。主要部品の多くは中国系サプライヤーに切り替わり、公式な資料はないけども、国内メーカーでは外国製部品の利用率が最も高いのがこの2社だと言われている。70年代から常に世界の注目を浴びてきたホンダを支える系列サプライヤーゆえにプライドは高いだろうし、中国地方の経済の要と言われてきたMAZDAは地域密着一枚岩の団結を誇ってはいるけども、どこかのタイミングで何かが起きそうな予感がプンプンするんだよなー。

 

 「V37スカイラインに対する素朴な疑問」

 

 

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