実車 ホンダ新型インサイト(ZE4型)EXブラックスタイル - 国内ニュース | AUTOCAR JAPAN https://t.co/fo73vWZQd7
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年11月21日
ブログアクセス数増加・・・
中型車13ブランドが増税前に激しい展開を見せそうな2018-2019モデル商戦。昨年までのSUVマインドはさすがに一段落して、今年は古典的なサルーンが人気になるんじゃないか!?って気がします。・・・まあクルマが好きならば、大抵は素性の確かなサルーンを選ぶでしょうから、少なくないクルマ好き人口が『今期』こそが買い替えどきと睨んで準備に入っているはず。
インサイトはヒットの予兆
そんな中で先陣を切って登場したのがホンダの『インサイト』ですが、どーやらこのクルマかなり注目度が高いみたいですね。私のブログを読んでくれている人々にある程度の偏りはあるとは思いますが、ブログ&ツイッターでのリアクションはスバル車並みに高いっすねー。ガチのクルマ好きにハイブリッド・サルーンを売る・・・ちょっと前だったら無理ゲーですが、今ではBMW3シリーズでも注目グレードがPHVという時代。ただ・・・できることなら北米でホンダが実用化している『トルコンDCT』を持ち込んで本気でクルマ好きを『回収』してもよかったんじゃ!?
アコードは!?
昨年にアメリカで販売が始まったばかりの10代目アコードは、まだ日本ではアナウンスされていない(まだ9代目を販売中)。日本版アコードのFMCの予定をスキップしてインサイトを先に差し込んできました。明らかにアコードは後回しの意図が見える。現状のアコードは決して悪いクルマではないですが、ユーザーの心構えがまだできていないところに、400万円級の上質なサルーンに変貌したことで市場に変な混乱を起こしました。先代が200万円代前半で買えたことを考えると・・・なんじゃこれ!?なリアクションにならざるを得ない。
HONDAの「日本市場セダン戦略」
わざわざ日本向けにフロントグリルデザインを用意するコストもバカにならないので、一旦はアコードより台数は増えそうなインサイトを打ち込んで、とりあえず日本にはびこる「SUVマインド」「輸入車マインド」「MAZDA/TOYOTAマインド」をぶち壊そう!!な狙いが見て取れる。噂されてはいますけども、いきなり前触れもなくアコードにtypeRのユニット載せて500〜600万円じゃ、さすがに心の準備がなくてスルーされちゃいそうだし。北米色が強いシビックやアコードとは違うコンサバな日本的サルーンでブランドの足場を固める狙い!? せっかくN-BOXの大ヒットで潜在ユーザーをかき集めてあるのだからさ・・・。
1400mm級の低いルーフがトレンド!?
インサイトが参入する日本市場のDセグサルーンでおそらく現在のところ最も高品質で魅力的とされるのが、アウディA5スポーツバックで定価は546万円〜。1400mm程度の低いルーフラインに、前後感覚が掴みやすいボデーサイズ。スペック的にもベースグレードでちょうどいい感じ。気密性が高く、ボデーの堅牢さという意味ではレクサスISも同等の素性の良さはあるけども、A5と比べると腰高でフワフワしたところがある。V6自然吸気に乗りたい!!ならいいクルマだと思うが・・・。
少々分かりにくい中型セダン市場を分類
アウディA5もレクサスISもとりあえず600万円コース。メルセデスやBMWなら350〜400万円が相場。4700mm台に縮めてきたプジョー新型508も417万円〜とのこと。他のブログにも書きましたが、4700mmクラスを設計上の相違でクラス分けすると、
①上級グループ(F-DWB R-マルチ/DWB)
レクサスIS、アウディA4/A5、スカイライン、マークX、メルセデスCクラス、ジャガーXE、アルファロメオジュリア、新型ボルボS60(未発売)
②下級グループ(F-ストラット R-マルチ/DWB)
BMW3er/4er、メルセデスCLA、インサイト、シビックセダン、新型プジョー508、WRX・S4、レガシィB4、アルテオン
③最下級グループ(F-ストラット R-トーションビーム)
新型MAZDA3セダン(未発売)
に大別されます。バカ売れしているアコード、カムリ、ティアナ、さらにアテンザ、レクサスES、パサートなどの北米向け4800~4900クラスのミドルサルーンは全て②下級グループに位置します。絶対的な性能を確保したいブランドは①上級へ、セッティングに自信があるブランドは②下級③最下級を選択している。メルセデスだけ両方に配備。
売れ線の価格帯
①上級で400万円前後のスカイライン(ターボ)、マークX、Cクラスは確かにコスパゆえに販売は堅調に推移していて、②下級になると300万円前後になるシビックセダン、3シリーズ、CLA、WRX・S4、レガシィB4が揃って健闘。③最下級になるという噂のMAZDA3セダンは250万円前後の価格で一人勝ちを狙っている!?
インサイトのグレード設定は・・・
インサイトの発売とグレード設定は発表されていて、どっかの国内メーカーの『Lパケ』なるグレードが販売の半数を占める中型サルーンにおける「高級志向」を反映してレザーシート及びフルオプションの「EX-BLACK・STYLE」が設定されています。アコードではトヨタタイプの上級グレードのみにレザーのセットオプションという売り方でしたが、広島流の追加料金がほぼないタイプのフルオプションの「明朗会計」スタイルから見ても、新型MAZDA3セダンを強く意識していることが伺えます。
新世代ユニット✖︎中型サルーン
国産サルーン最高(=クラス世界一)との呼び声も高い、今年になって改良モデルとして登場した「幻のアテンザ4」(=現行アテンザ)と、新型MAZDA3のちょうど中間に『インサイトEX-BLACK・STYLE』をHONDAの中型モデルにおける頂点のユニット、シビックtypeRの超絶直4ターボとは対極にあるもう一方の雄の2モーター「i-MMD」で、MAZDAの『ディーゼル』&『SPCCI』に対抗・・・HONDAの本気!?
旧世代ユニットは相手にしない!?
アテンザXD・Lパケが395万円。MAZDA3のSPCCI・Lパケは300〜330万円くらいか!?その中間をズバリ狙うなら350〜370万円。320dもC200(旧型)も未使用新品で買えちゃうけど、旧世代エンジンを許容する層なら、3シリーズ、Cクラス、アテンザ25S・Lパケ(354万円)、スカイライン200t、マークX、シビックセダン、WRX・S4からの選択なんだろうな。完全に一周遅れで日本にやってきたプジョーの新型508。1.6Lターボを230psまで上げているとか。旧世代ユニット派の中では最先端!?
続々と新世代ユニットサルーンが日本に結集・・・
オシャレなプライベート・4ドアのボデーに、経済的にもスポーティにも優れたユニットを組み合わせた新世代サルーン。ホンダvsマツダで開戦。メルセデスの48V、BMWもボルボも新型ではPHVがイメージリーダーになりそう。3ナンバー化する新型カローラアクシオもトヨタの次世代型2Lハイブリッドで参戦するらしい。そしてテスラ・モデル3も日本発売しました・・・。
新型プジョー508(ディーゼル/ガソリン)日本発売 価格417万円〜 内装/納期は? - 国内ニュース | AUTOCAR JAPAN https://t.co/J57DHC3CRf
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年11月24日