マウンテン・ゴリラのカーライフ

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MAZDAが何かを隠している可能性はあるのか!?

 

クルマ買い替えキャンペーン!?

2030年にガソリン車廃止、2050年にカーボンニュートラルの実現。今の経営陣はとっくに会社を引退しているであろうタイミングの目標を掲げるのが、ちょっとした自動車業界のトレンドになっているようだ。邪推してしまうと、あと10年くらいで切り替えのタイミングが来るので、これからの10年に乗るクルマを選ぶのは今ですよ!!と買い替えを喚起しているようにも思える。「サポカーSワイド」キャンペーンも重なって、実家の母親ですら久々に新車に乗り換えた。

 

 

我が道をゆく

年限を切った目標を発表しないトヨタは、社長の人柄というべきだろうか。無責任な目標は掲げたくはないようだ。「環境」というハードルに怯まずに立ち向かった結果、トヨタの今の地位があるのだから、薄っぺらい目標など掲げる理由などないのだろう。賢いユーザーはわかっているさ・・・「実行」しているのはトヨタだけだと。ちょっと語弊があるかもしれないが、再生可能エネルギーによる電力供給量の増大を条件としたEVシフトは「他力本願」であり、トヨタだけがメーカーとして「自力救済」の道を進んでいる。それが紛れもない現実だ。

 

 

 

2030年に新たな局面!?

各国政府がメーカーにEVを作れと圧力をかけるので、どのメーカーも電動車のラインナップが加わっている。VWアウディ、ポルシェ、メルセデスBMW、日産、トヨタ、ホンダ、MAZDA、そしてスバルも来年早々には発売する予定。軽自動車も三菱、日産、スズキ、ホンダ、ダイハツで出揃う見通しらしい。ワクチン接種のように「出遅れ」に見えた日本メーカーが、数年後には気がついたらEV率でトップに立っているのかもしれない。その頃にはリチウムの枯渇問題が深刻化しているのだろうか!?

 

 

3車種のEV

MAZDAトヨタアメリカにおける協業で電動車を作る予定になっている。2022年以降に3車種のEVの発売予定を明かした。MX-30のレンジエクステンダーモデルに加え、MAZDA2とCX-3のEV版で3車種なのだろうか!?それともアメリカで生産されるモデルは、新たにトヨタと共同開発するのだろうか!?そして48Vマイルドハイブリッドを含まないで、新たに5車種のHEVと5車種のPHEVが投入されるとのこと。このうちHEVに関しては欧州向けに投入されるヤリスHVのOEM版が1つを占めるらしい。

 

 

 

HEV、PHEV、ロードスター

欧州向けはHEV、PHEVで排出量をコントロールする必要があるので、CX-60、CX-80、MAZDA6にはHEVとPHEVが搭載され、残りの1つはCX-50に後からHEVが追加されるのだろう。PHEVの5車種は上級モデルのみで、CX-60、70、80、90とMAZDA6の5車種だろうか。さらに2025年以降に新しいEV専用プラットフォームを独自開発して、EVのラインナップを拡大し、2030年にはグローバルで25%(40〜50万台/年?)まで引き上げると発表している。ロードスターの次期モデルも「電動車」として発売が予定されているそうだけど、おそらく48Vか!?

 

 

なぜ隠すのか!?

MAZDAが発表済みの情報をまとめるとこんなところだが、CX-50に関しては2.5L自然吸気と2.5Lガソリンターボの2つのエンジンに6ATが組み合わされて、さらにAWDシステムもMAZDAの商標であり、完全なる独自開発であることを強調している。しかし肝心のシャシーについては明言されていない。日本のカーメディアが「トヨタシャシー流用説」とでっち上げているが、彼らを煙たがっているMAZDAならば、さっさと全否定すべきではないか!?という気がしないでもない。一体!?何を隠しているのだろう!?

 

 

 

CX-50の正体

国沢さんや河口さんが囁く「CX-50=MAZDAカローラクロス」説は、搭載されているエンジン、ミッション、AWDシステム、リアサス形式(CX-50はマルチリンクカローラトーションビームorダブルウィッシュボーン)が既存のカローラクロスと全く違うので限りなく「ガセ」に近づいてはいるけども、まだ決定的な証拠が出てきた訳ではない。北米市場のCX-30は日本で生産されているけども、186psの2.5L自然吸気と、250psの2.5Lガソリンターボが搭載されている。さらにミッションやAWDシステムも一致するのだけど、リアサスの形状だけが異なる。クルマが大型化し、電動モジュール用のスペースも融通できるし、車重がかさむのでトーションビームマルチリンク化した方が良いという判断は当然ではある。

 

 

3つの可能性

トヨタシャシーの流用である可能性は限りなく低いが、CX-50のシャシーの正体は、第7世代なのか!?それとも現行CX-5のものを使った第6世代なのか!?それとも現行のCX-8CX-9で使われているフォード傘下時代に作られた「CD3シャシー」をベースにした第5世代の改良型なのか!?日本で発売されるクルマでもないので、検証すら難しいけども「謎」は深まるばかりだ。どれくらい北米で売れるのだろうか!?月5000〜10000台くらいが想定だとしても年間10万台がやっとである。新型シャシーでは割に合わない。

 

 

 

EV騒動で・・・

合弁の北米工場の1つのラインで作られるモデルであり、MAZDA得意の混流生産をする訳でもない。北米のダッジMAZDAロードスターで行われているようなシャシー改良で黒字をキープするビジネスモデルなのかもしれない。「100年に1度の大変革」とか騒がれているEVシフトだけども、だんだんと明らかになってきたことは日経や東洋経済などの一般メディアの報道の信憑性の低さだろうか。EVシフトによって雇用が失われることが懸念されているが、大きくシェアを塗り替えられる恐れがあるトヨタVWにとっては死活問題だろう。

 

 

自動車会社の可能性

一般メディアもカーメディアも当然のように「トヨタよりもMAZDAが危険だ!!」と報じてきたが、実際のところロードスターでも利益が出せるMAZDAの柔軟な生産方式こそが、変革の時代には粘り強いのではないだろうか!?日経も東洋経済も過度に「資本」の力を信じすぎている。電気機械メーカーを見ても巨大過ぎる組織ほど脆く崩壊している。世界トップレベルの「資本」にあぐらをかいていたら何もできなくなる。「危機感」と「やる気」が適度に与えられている中堅メーカーが生き延びている。MAZDAと同じくフォードから放出された様々なブランドは片っ端から消えると思われていたがどれも活動を止めていない。

 

 

 

 

 

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