マウンテン・ゴリラのカーライフ

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ホンダNSXはなぜスタイリングで文句を言われるのか!?

 

上の2台のスーパーカーのうちNSXはどっちでしょうか!? どちらもズングリしたボデーを隠そうともせずに、わざわざミッドシップであることをアピールするためのスタイリングにこだわっているからでしょうか、2000万円以上もするクルマなのに結構似ている。大体同じ分類!?

 

スーパーカー通勤

  ミッドシップのクルマで毎朝オフィスに行く人はどれくらいいるのか!?そもそも『会社』という場所は、毎朝『非人道的」な空間に押し込められてでも、人生の修行がしたい聖者が大挙して集う『聖地』なのだから、V10ミッドシップで気合を入れて日参しても良さそうですけどね。石田純一さんは職場にフェラーリで行く!?彼のライフワークという市民活動にフェラーリに乗って行くのか!?なんかぶっ飛んでいる気もしますが、経済的にフリーな人間だけが他人を助けられるのもまた事実。

 

  BMWi8で出勤する人は結構いるようです。残念ながらあのクルマはミッドシップであることをデザインであまり主張していないです。スタイリングはちょっとスーパーカーぽくない。どっかの遊園地の乗り物、あるいはゲーム / 漫画に出てくるマシンを実車化したみたいで、ちょっとフワフワしたところがある。夜に見かけると、青っ白いルームランプをつけっぱなし!?ってくらいにドライバーの顔がよく見えるクルマです。演出が好きなBMWらしくインパネの発光量の他のクルマより多いみたいです。

 

通勤用スーパーカーの誕生!?

 

  日本のサラリーマンが「通勤」で使いたくなるスーパーカーってものを、どっかのメーカーが本気で開発したら、BMWi8みたいなスペックのクルマが出てくるんだと思います。BMWってそれほど自社開発のハイテク技術でギラギラに武装するようなメーカーじゃないですけど、気がつくと新たな市場を切り開きそうななかなか「際どい」クルマを作っているんですよねー。通勤スーパーカー市場の今後に期待したいです。

 

  BMWがi8でターゲットにしているのは、そのデザインから、明らかにタワマンに住んでるエリートサラリーマンだろうし、やはりどう考えても日本の田園風景には馴染まないです。フェラーリランボルギーニは、モナコのような山肌にへばりついた古い街並みなどが似合うけど、i8は『都市型スーパーカー』って言葉があるのか!?わからないけど、ビジネス街で使ってくれ!!ってなメッセージを感じます。EV走行できるので、爆音で迷惑をかけずに済むし。

 

BMWとホンダでは扱いが違う!?

 

  同じくEV走行が可能で、やはり都市型のデザインを纏ったNSXにも同様の使い方が期待できそうだが・・・。そうはさせてくれそうにないのが、日本の『世間体』ってヤツです。いやいや!!それが嫌だから豊洲辺りのタワマンに住んでいるんですよ!!確かにこの地域ならばスーパーカーを愛車にしていても全然OK。・・・なんですが、日本の悪しき『世間体』はユーザーにではなくて、メーカーに向けられちゃうみたいなんです。ホンダが2000万円以上するスーパーカーを作ることに『ストレス』を感じる人々がいるみたいですねー。  

 

NSXの現在地がわからない大人たち 

人間ってのは50歳を過ぎるとリテラシー能力が一気に低下するらしい。いや・・・日本の50歳以上は、『バブル』という人類史上例を見ないような『尺度』を手に入れてしまっているから、貧乏すぎて平凡すぎる若い世代には全く理解できない価値観があるんでしょうね。上の3つのレビューを見ると、『ホンダ』だけでなく『アメリカ人の設計』に対しても相容れない差別意識を感じます。

 

クルマ道楽なんて差別意識の塊だろ!!って言われたら、確かにそうなんですけども、50歳以上の金持っている世代の鼻持ちならないレビューが目障りで、彼らと日本メーカーとの冷めきった関係が、日本で楽しむカーライフの発展を阻害していると思う節もあるので、そろそろ排除しなきゃいけないなー・・・。同じ時期に同じクルマのレビューでも、アラフォーのライターだと、ホンダやNSXへの意見がまるで違う。

 

NSX支持のキッズたち(笑) 

 

それにしても褒めてますねー。昨日読んだばかりの沢村慎太朗さんの新刊「午前零時の自動車評論14」にも2代目NSXが1冊のほぼ半分くらいのページを使って徹底解説されてました。名著「スーパーカー誕生」の改訂版にそのまま追加するくらいの勢いで開発関係者に密着していて、あらゆる角度から思う存分に書いています。ちなみにこのオッサンは還暦。

 

山田氏も沢村氏も、NSXが2016年に発売されるべくして出てきた「時代を代表するクルマ」「時代の技術力を証明するクルマ」として、その実力をハッキリと認めています。スーパーカーの評価ってのはさ、まずはそこが全てのスタートだと思うんですよ。50歳以上の3人中2人が『ドリンクホルダーがどうのこうの』とか書いてますけど、そう思うなら、ワンオフでパーツを作れば済む話じゃないですか・・・(バカかよ)。

 

リテラシーがない50歳以上が、リテラシーのない50歳以上の共感を生むために書かれた茶番にいちいち文句をつけていてもしょうがない。ホンダをドリンクホルダーをネタにバカにして楽しみたいだけなんだろう。こんなレベルで評論家がつとまってしまう国が他にどこにあるのか!? 何も技術的なことが言えない人が口にするのが「このデザインは好きになれない」・・・主観はレビューの2割以下にしてほしいものだ。

 

 

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