マウンテン・ゴリラのカーライフ

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家が先か?メルセデスが先か?

 

メルセデスに乗る人

  ごくごく平均的な日本人?のライフプランかどうかはわからないけど。とりあえず30歳で家を建てる。30歳までに納得の職場を見つけ、住宅ローンのための勤続年数3年以上を満たすことくらいはそれほど高いハードルではない。それから低金利時代の恩恵に預かり20年固定で組んだ住宅ローンを頑張って10年で繰り上げ返済する。『ローン解放戦争』を勝ち抜いた戦果として40歳でメルセデスEクラスを購入。45歳になったらSクラスかAMGのEクラスにステップアップできるかもしれない。

 

SクラスとEクラス以外に用はない。

  ベンツのラインナップにケチをつけるわけじゃないけど、4ドアのクルマはSクラスとEクラス(GLSクラス)だけあるべきだと思う。CクラスとかAクラスってのは受け止め方が難しい。Cクラスは「BMW潰し」、Aクラスは「VW潰し」くらいの意味なんだろうけど、やる気がないから潰せていない・・・。SとE以外はメルセデスではない!!は今も有効なのだと思う。今はマセラティメルセデスの代わりだ!!なんて絶対に認めない。やはりメルセデスは至高であるべき。

 

現代社会 と メルセデス

  現実には、浪費家の両親から経済的な悪影響を受けるかもしれないし、ある日突然に何かに突き動かされて、誰もやらないようなチャレンジをしたくなるかもしれない。何が起こるかわからない。そんな時代に35年ローンなんてものが存在するのがチャンチャラおかしいせいぜい20年くらいが限度だろう。アメリカでサブプライムローン問題が起こるのも当たり前のことだ。不安定な時代だから、むしろチャレンジしたくなるのが普通の感覚かもしれない。

 

メルセデスが日本に君臨した理由 

  日本社会はこれまで優秀な人間を保守的な経済産業活動に強制的に従事させる仕組みの上で発展してきた。今では自営業、農業が急速に崩壊する中で、終身雇用前提のサラリーマン組織に身を置かない限りは「市民権」が与えられないも過言ではない。終身雇用の男性でないと、家もクルマも所有してはいけないし、プロポーズもしてはいけない・・・それが『暗黙の了解』。就職する理由の本音は『結婚したい』と『メルセデスに乗りたい』から。とりあえずメルセデスに乗る前に家を建てないと・・・。

 

今の日本人はメルセデスに乗るために悪事も厭わない

  誰もが気がついていることだけど、日本の状況においては「少子高齢化」「年金」「終身雇用」「年金」「住宅ローン」そして「消費活動全般」いずれに対しても疑念しか持てない状況が続いている。全員が救われない社会。つまり10人のうちで3〜4人かそれ以上くらいの割合で、想定していたハッピーエンドは迎えられずに、「危機的」な状況に追い込まれる。そのヤバい状況がみんなよーくわかっているから平気で悪いことするのだと思う。財務官僚が国のお金を金庫から8億円とか平気で奪うわけだ。指示された通りに奪わないと、組織によって強制的に3〜4人の「脱落者」にされてしまうからさ・・・。

 

過労死の原因はみんなわかっている

  メガバンクや証券会社、商社に入ったフレッシュマンは1年目から「脱落者」にならないために「詐欺的」な商品を情報弱者に販売することに人生の時間を費やす。新入社員研修なんて「詐欺師になるための」研修に他ならない。メガバンクや郵便局の窓口にノコノコやってくる人々をまるで「カモだ!!」って目で見てくる行員&局員。何年か前に母親に半強制的に生命保険に加入させられたが、今もあの時の局員の顔が腹立たしい気分。最近になって態度がクソな行員が多くてあまりにウザいので、メガバンクの口座は全て解約した。ネット銀行だけで十分。新生銀行と撤退したシティバンクの行員は丁寧だった。アメリカの銀行を日本に入れてもいいんじゃないか!?バンカメとかさ。

 

健全にメルセデスを買う社会に戻れるのか!?

  「脱落者」になりたくないから社会が求める悪事に手を染める生き方が嫌だったら財務省の役人みたいに自殺するしかない。高度経済成長期の日本企業はめちゃくちゃ長時間労働だったけど、会社も大きくなって業績も伸びたからやりがいがあったと思う。けど今は長時間労働かつ詐欺的作業を求められる・・・ひどい時代だ。労働時間に規制をかけるよりも、外部性が甚だしい社会悪なビジネスを生業とする企業を徹底的に潰すことが、これからはより良い社会作りにとって有益だろうけど、NHK、NTT、JR、JT、電力会社、マスコミ、銀行、商社、代理店などなど消される運命かも・・・。

 

自動車メーカーも「詐欺」なのか!?

  もちろん全ての企業を「一義的」に良いor悪いで判断することはできないですけどね。外国企業ですけどメルセデス(ダイムラー)は果たしてどっちなんだ? 優秀なエンジニアが終身雇用で大活躍したバブル期までの日本メーカーは良かったけど、今ではトヨタの開発者は魂を売っているし、とあるマツダの開発者は・・・スポーツカーを諦めつつある状況に失望してルノーなどに渡り、あのA110を作っていたりするらしい。ゴジラみたいな顔もマツダ出身の日本人デザイナーの作品らしい。

 

メルセデスで考える

  自動車を買う方も作る方も、よーく人生を考えておかなきゃいけない時代らしい。日本車を買うべきか?メルセデスを買うべきか?もそうだけど、「どう生きるか」が本当に悩ましい時代だなー。いくら考えても絶対にわからない。学校で「住宅ローンとは何か?」「自動車とは何か?」なんて教わっていないから、大人になって悩むことになる。

 

考えるためのアイテムを選ぶ時代

  価値観が違うと受け止め方も全然違ってくるから画一的に教えるのは無理ってのもある。人生の先輩にアドバイスを求めても、林修みたいにズバッと本質を突いたことを言える大人なんてほとんどいない。本すらまともに読まないオッサンが威張っている世の中だから、クソみたいなバラエティ教養番組がテレビでウケるのだろうけど・・・。

 

メルセデスは日本人の先入観を浮き彫りにする!?

  青空駐車場に止められているベンツをよく見かけるようになった。AクラスもCLAクラスも家の前のオブジェとしてはそこそこ頑張っていると思う。たとえベンツでも賃貸アパートの隣にガンガン止めればいいと思う。ドイツ人はそう扱っているんだから。家も買わないのにメルセデスを買うなんてどーかしているという人もいる。いや大体の日本人はそう思っている。だから本気でAMGオーナーになりたい人は家を買わねば・・・という脅迫観念に駆られる。

 

読書よりメルセデス

  いずれにせよ「クルマ」は人生を考える絶好の材料になる。現代社会を生きる上では、昔よりもさらに重要なアイテムなのかも。格安のメルセデス1台を買うカネで、本が2000冊くらいは買える。昔だったら問答無用で『本』の方が価値があったけど、今では2000冊のうち1500冊くらいは時間とお金の無駄になる可能性が高い。それだったらメルセデスに投資した方が人生は豊かになるんじゃないかと。たぶんメルセデスを選んでいる大半の人は、このブランドが与えてくれる「考えるきっかけ」を読書のように楽しんでいるのだと思う。(そんなわけねーだろ)

 

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