マウンテン・ゴリラのカーライフ

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愚人が盲目的にビーエムを選ぶ時代は終わった!?

 

バブル崩壊!?

めちゃくちゃ失礼な言い分だけど、2000年以降に発売されたビーエム乗ってる人がクルマを語っても何も説得力がない。国沢光宏とか清水草市とか大井貴之とか・・・カーメディアで意味不明なことを言っている連中は2000年以降のビーエムに乗っている。これは何の偶然だろうか!?これだけ疫病神が集まればそりゃ人気も終焉するってもんだよ。1シリーズ、2シリーズ、X1が牽引するここ数年のBMWは、おそらく密かにビーエム幹部が掲げていたであろう「保守的HONDA」路線に上手く乗っている。

 

 

FFモデルはなぜ差別される!?

「中国だけ販売が伸びている」とネガティブに語る人もいるけど、今でもラディカルに中型・大型モデルの販売が伸びる測定不能な中国市場で、コンスタントに伸び続けるのは実力があるからに他ならない。中国市場で販売のほとんどを占めるビーエムのFFモデルに対する日本のカーメディアの評価は一様に厳しい。何もわからずに読んでいると「買ってはいけないモデルなの?」って思ってしまう(とりあえず愚者は読まない方がいい)。

 

 

騙されてる!?

はっきり断言するけどビーエムのFFモデルは決して悪くない。悪いのはカーメディアのアタマだ。従来のビーエムの定番であったFRモデルのセダンやSUVを作っている日本メーカーは数少ない。トヨタ、レクサス、日産くらいなものだ。しかもライフサイクルが長く、いつフルモデルチェンジをしたか忘れてしまうようなモデルが多い。それに対して年次改良を施しているBMWがコンスタントにアップデートされ、FRサルーンの最新の流行のように見えるのは自然なことだ。単純に比べるだけでトヨタや日産のアラがよく見えるんじゃないだろうか。

 

 

FFの世界基準

それに対してビーエムの小型・中型をカバーするFFモデルへの評価は難しい。なぜならトヨタ、レクサス、日産の「放置」されたモデルではなく、ドイツメーカーと同じように年次改良を行うようになったスバル、マツダのモデルと対峙することになるから。さらにビーエムFFのベースになっているホンダや、メルセデスFFのベースになっている三菱も力を入れてグローバルモデルを作っている。日本メーカーのFRは現状でジェネシス、キャデラック、ジャガーにすら遅れをとるかもしれないボンクラの疑惑があるけど、FFの日本車は常にライバル(日本車同士)を出し抜くために、様々な技術的ブレークスルーが与えられていて、まさに「世界最強」というべき陣容だ。

 

 

日本車は守りに入っている

最大手メーカーのプリウスC-HRにも抜かりなく様々な飛び道具が与えられている。スバルはSGPを「世界最高」のプラットフォームだと言っているし、マツダも完全にクラス最高を占めるクルマ作りを宣言している。「世界最高」が3つもあるのだけど、それら「自称3チャンピオン」をジャンルによっては抑え込んでしまう実力を持つホンダ、三菱、スズキもいる。同じレベルのサプライヤーや鉄鋼などの素材メーカーを使うのだからいずれも高水準で贅沢な出来栄え。それでも業界全体の成長力に疑問があり、新興国メーカーのまだ見ぬ躍動のかすかな前兆にビビっているようで、日本メーカーは総じて保守的なビジネススタイルを崩さない。

 

 

トヨタでもマツダでもどっちでもいいってのは・・・

ちょっと悲惨だなーと思うのは、トヨタでもマツダでもどっちでもいいんじゃないか!?ってくらいの認識のクルマ好きが増えていること。10年前には確実に存在した絶対的なドライバビリティの差が感じられなくなってきている。勝手に決めつけるようだけど、トヨタが鋭くなって、マツダが鈍くなっている。目隠しして運転したとしても、まずトヨタマツダを取り違えることはないだろうけど、これならどっちでもいいという人の考えもわからんでもない。それぞれ自分のこだわりにあった日本メーカーを愛好する時代も終わったしまうのか!?

 

 

BMWが弱体化し、日本メーカーは驕る

なんで日本車は小粒になってしまったのだろう。危機感を煽るようなものがない。2000年代の日本車は色々な意味で過激だった。日本市場にはメルセデスBMWが人々の憧れとして存在していたし、日本メーカーの幹部や開発者もドイツ車に心酔していた人も多かったのだろう。しかし2000年代から学ぶことが少ないドイツ車が乱発される。乗っても興奮しない、見た目もどこの国のクルマかよくわからない感じ。同じシャシーなのだから当たり前だけど、曖昧で存在意義が不明な3シリーズが2世代続いてしまった。トヨタや日産のFR車も路頭に迷うのも仕方がないことかもしれない・・・。

 

 

BMWはせいぜい下請け!?

さすがにBMWから人々が離れていった。おそらく日本メーカーの幹部や開発担当者も現行のドイツ車の実力を見くびり出した。水野さんや多田さんやMAZDAの連中のコメントからも・・・残念ながらBMWへの評価はかつてないほどまで低くなっている。愚かなカーメディア連中もビーエムを礼賛することに疑問を持ち始めている。なんて愚かなことだろう。日本メーカー車がビーエムのモデルと比べて、「パラメータ的」に優れているかもしれないけども、BMWに決定的な差をつけるような「艶」な部分などない(10年前の日本メーカー車なら・・・)。

 

 

結局BMWしかないのか!?

ビーエムも日本メーカー車もつまらないなら、フランス車でもどーですか!?もうなんでもいいじゃんという諦念には同情申し上げますけども、とりあえず日本メーカーの開発者はフランス車を全く気にもしてないと思う。BMWの方がよっぽど引き出しも多いし、まだまだ日本メーカー車に対して逆転の可能性もあるかもしれない。メルセデスアウディも死んだ・・・どうもやる気を感じない。「日本メーカーを縮み上がらせる」なんてもう幻想かもしれない。トヨタは途方も無い営業利益を積み上げ、日産はフランス人を恐喝している。新生BMWがどんなに理想を極めた存在だったとしても、もはや後の祭りかもしれないが・・・。

 

 

 

 

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