マウンテン・ゴリラのカーライフ

最高に面白いクルマのブログを作りたい!!(もちろん全編フィクションです)

HONDA のマーケティング・・・違和感しかない

 

 

普通車の新型モデルが続々登場しているが・・・

四年連続で軽自動車市場を席巻し、無敵の国内最量販モデルとして君臨しているホンダN-BOX。昨年にフルモデルチェンジされ、2代目となりましたが、いよいよJNCAPの衝突安全テストでも、現行のフォルクスワーゲン・ゴルフを上回る高いスコアを出すなどホンダの技術力の高さをさらに示しています。ホンダカーズもたくさんの顧客を抱えて、2019年はいよいよ乗り換え需要をうまく利用して、普通車市場でも先行する日産、トヨタを追撃したい!!ってのはまあ当然あるでしょうけど、その嚆矢として放った3代目インサイトマーケティングは少々「?」過ぎる。デザインもパワートレーンも完全にプリウスを上回る出来のようだけど・・・これ売れないだろーな多分。

 

HONDAスポーツセダンの復活じゃないの!?

別に価格が「高過ぎる」ってことではないです(それも多少はあるけど)。スタイリッシュな4ドアクーペルックがとてもよく出来ていて、かつてのホンダのお家芸であったスポーツセダン復活を印象づけてくれます。アコードがアメリカで発売された1980年代にGMの社長は「アコードですべてのルールが変わった」と確信したらしい。これからは間違いなくHONDAの時代になるという予感は現実のものになったわけだけど、欧州と北米を埋め尽くしたのはフェラーリと同じ4輪DWBを装備したスポーツセダンだった。(今のテスラみたいなインパクト)

 

 

ストレート過ぎる・・・

そんな往年のHONDAの復活!?を期待させる新型インサイトですけども、ホンダは子育てが終わった50歳過ぎのファミリー層を想定しているらしい。N-BOXやステップワゴンから乗り換えて欲しいってことなんでしょうけど、そもそも「50歳過ぎ」をターゲットにして成功したクルマってあるのだろうか!?トヨタもアクアやC-HRなど比較的に若い世代向けに作ったクルマが結果的に年配の人々にウケたってのはあるけど、最初から「50歳以上」と宣言していては、若者も年配も寄り付かないでくれー!!って言ってるみたいなもんだな・・・。

 

なぜホンダのHVは話題にならない!?

1997年のあの有名なトヨタ・ホンダのHV戦争以来、どーも日本市場で認知度が低くなっているホンダの先進ユニット。トヨタの「フルハイブリッド」と日産の「e-POWER」が市場に広く認知されているのに対してホンダのHVはイマイチどーもキャラが立っていない。日本市場においてはレジェンド、アコードに続く3台目のHV専用セダンなんですけど、トヨタ・カムリにも同じこと言えるけど、「HV専用サルーン」という売り方は鬼門じゃないだろうか。もしBMW3シリーズが日本向けに「330e」だけを販売したらどーだろう。メインストリームのファンはみんな逃げていくだろう。レジェンドもアコードもファンが逃げて行った・・・。

 

 

HONDAの良さが伝わらない・・・ファンはスポーツ野郎ばかり!?

それでも全く意に介さずに3台目のHV専用サルーンを売るホンダの頑固さには驚かされるけど、そんなネガティブな要素をスタイリングやサイズ感で乗り越えてしまおう!!という気概はスゲーなって思う。ホンダの「2モーター」は乗り味ならトヨタや日産の電動モデルには負けてない。けど広告枠がすっかり買い上げられているカーメディアは、「ホンダ>日産>トヨタ」なんて序列をわざわざ付けてくれない。いつの時代もカーメディアが介在すると割りを食うのはHONDA。

 

 

3000台クラスになれる!?

「クーペ・スタイリング」と「電動車の走り」がタイムリーに両立した新型インサイトが、万が一にも売れないってことはあるんだろうか!?日本市場のミドルクラス(Cセグ以上)の「売れる」の基準はやや曖昧だけども、月販3000台を超える強気な販売目標を掲げるメーカーはトヨタ以外は皆無なので、3000台くらいが目安かと思う。モデルサイクルの上半期限定でこれをクリアできていた、あるいはできそうなのは、スライドドア、SUVを除くと、プリウス、クラウン、カローラレヴォーグ、インプレッサアクセラといった「精鋭」に限られる。シビック、カムリでさえも最初の2年くらいがやっとの数字だ。

 

 

売り方!?

トヨタの3台は営業力の恩恵でまだまだ安泰だろうけど、レヴォーグ、インプレッサアクセラはメーカーとクルマ好き(ファン)の絆によってなんとか維持されている。「日本メーカーが日本市場の為に作ったオール日本のミドルサイズに乗りたい!!」という変態ユーザーがまだまだ日本にいる。それに対してアメリカより遅れて発売されていて、いかにも「ついで」な感じがあるカムリとシビックに関しては、やや盛り上がりに欠けるところがあるようだ。ベースはアメリカデザインで、顔だけ日本仕様をとって付けたようなデザインもっや座りが悪い。

 

 

方針転換

新型インサイトに関してもすでにアメリカで先行販売されているモデルを日本にも導入している。ただしエクステリアに関してシビック、アコード、レジェンドよりも日本向けに応急処置で作った感はあまりない、むしろ日本刀をイメージしたグリルデザインなど完成度も高く、ここ最近のホンダ車が実用一辺倒でしか売れていない日本市場での立場を大きく変えることに力点が置かれていて、これまでのホンダによる「アメ車」軍団とは一線を画す存在に見える。

 

 

ホンダが演出する高級感とは!?

「他社と同じものは作らない」という社是のもと、あまりヒエラルキーを強く意識させないクルマが多かったホンダ。そのスタンス自体は、フォルクスワーゲンシュコダ、セアト、プジョーシトロエン、DS、ルノーボルボなど広く欧州のメーカーに受け入れられている。かの地では一部の高級志向なブランド以外はFR車を作ろうとしなくなったが、やはり1980年代に日本メーカーのどこよりも早く欧州COTYのファイナリストになったプレリュードのインパクトh大きかったようだ。欧州メーカーの概念を変えた。(プレリュードもプリメーラも知らないで欧州車好きとか言ってんじゃねーぞ!!バーカ!!)

 

 

方針転換が仇となる

ホンダの欧州戦略は前途洋々に見えたけども、ご存知の通り危機感を持ったドイツの某自動車メーカーが策謀を張り巡らせて、ホンダと提携して業績を急回復していた英国ローバーを横取り買収することによってあっさりと頓挫した。EG6、EK9として日本でも人気が高かったシビックtypeRシリーズも世界的な業界再編の波に飲み込まれてから、ベース車の技術的な前進が止まり、フェラーリを撃ち墜とそうとした「どこよりも優秀なホンダ車」の方針もあっさり軌道修正されてしまった。この方針転換が日本のカーメディアに付け入るスキを許すことになった!? 2000年代以降は、基本的に日本のカーメディアはホンダを嘲るスタンスを取り続けた。その一方でアメリカのカーメディアは今もなお「ホンダはすべてのお手本だ!!」と大絶賛する・・・日米で全く立場が異なる非常に歪な状況が続いている。

 

 

なぜ経営不振論が出るのか不可解

カーメディアの一斉砲撃もあってか、この10年ばかりは日本ではあまり良いイメージが持たれていない。NSXシビックtypeRもどこか鼻で笑われてしまった。調子に乗ったカーメディアは「ホンダ不調論」や当時の伊東社長への批判を展開。しかし世界的な優良企業であることは間違いなく、東日本大震災では他の日本メーカーはことごとく赤字に転落する中でホンダは黒字を維持した。それくらいにホンダの経営は安定している。それなのにカーメディアもネットメディアのコメント欄も相変わらずに「ホンダはヤバいんじゃないか!?」という的外れ過ぎる議論が続いている。(ヤバいのはお前らの脳みそだ・・・)

 

 

オンリーワンではなくミラクル・ワンなホンダ

ホンダは四輪車を作り初めて50年くらいの比較的に若いメーカーで、創業直後からオイルショックに見舞われ、カーメディアには叩かれ続け、敵対的M&Aによって計画が頓挫してもなお、独立独歩でここまで成長してきたメーカーは世界に例がない。どっかの大手みたいに企画だけやって傘下に収めたメーカーに丸投げ!!みたいなクルマ作りはやっていないし、他社設計のシャシーやエンジンを使うこともない。一番新しいけど一番正しいメーカーだと言える。

 

 

ホンダを正しく認識できないゴミを除去せよ

ホンダの偉業は70年代のCVCCと、80年代のF1だけだと思っている日本のアホなオッサンは、ホンダが世界一のメーカーだなんて全く感知していないわけですよ。ヤフコメ見てても、よくまあそんな認識でクルマ記事にコメント寄せてるよなーっていうクズが多過ぎて目に余る。これでは日本は民度が低いとか言われちゃうからある程度は積極的に介入した方がいいんじゃないか。増えすぎたゴミ(オッサン&カーメディア)は「駆除」する必要がある。ブログでもツイッターでもなんでもいいけど「バカなオッサンは黙ってろ!!」と実力行使をすることは、選挙や住民投票に行くよりも自分たちの未来にとって大事なことだ。

 

 

1.5Lハイブリッドは正しく認知されているのか!?

さて新型インサイトだけどさ、1.5Lハイブリッドと聞いて、フィットHVと同じユニットじゃないかって思われてる節もあるかも。トヨタの横置きエンジンによるハイブリッドシステムは4タイプくらいあって、アクア、フィットHV、フィールダー/アクシオHVに使われる1.5L、プリウス、CX-R、カローラスポーツ用の1.8L、カムリの2.5L、レクサスRXの3.5L。さすがにエスティマHVの旧式2.4Lは今後の新型モデルには使われないだろうけど、とにかくきめ細かい設定をしている。それに対してホンダも同じように分けてはいるんだけど、車種が少ない上にHV率があまり上がらない。実用的なクルマでHVということになrと、価格面でちょっと苦しい。

 

 

早くもインサイトにネガティブ動画レビューが・・・

個々のユニットはそれぞれトヨタよりも素性は良いものができている。しかしトヨタのカムリHVのようにカーメディアが表立って「良いユニット」だとレビューで評価してもらえていない。アコード>カムリ、インサイトプリウス、フィットHV>アクアでハッキリとホンダが先行しているのだけど、インサイトの試乗レビューでは早くも河口まなぶが「全然乗り心地がよくない」と言い放っていた。彼はどうやら2019年からマツダのエージェンシーになったようなので全く信憑性がないのだけど、動画でこのコメントが広まっていく。やっぱり河口みたいなセンスのないライターは消した方が世の中の為なんじゃないかと思う・・・。

 

「レジェンド発表!!・・・で高級車を考える」

 

 ↓Dセグには勝てないって!?Cクラスや3シリーズよりいいけどなー

 

 

最新投稿まとめブログ

 

↓完全に日本のオッサンの無知をバカにしたタイトルだよなー