マウンテン・ゴリラのカーライフ

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エゴ と リテラシー (がわからん奴はクルマを語るな!!)

 

クルマを選ぶ指標

熱狂的なクルマ好きになって、はや1年ほどが経ち、ふとあることに気がついた。クルマの評価においてスペックや乗り味なんてものは、価格なりに備わっているものであり、メーカー開発者に任せておくべきであり、別にどーでもいいことだ。そして何よりも重要視されるべき『指標』は、かなり主観的要素があって客観的な測定が難しいけども「エゴとリテラシー」という基準において、極めて優れたスコアを叩き出すクルマこそが素晴らしいんじゃないかと思った次第。

 

 

とてもシビアな指標

福野礼一郎さんみたいに数式化すると、「エゴ値✖️リテラシー値」という極めて単純なもので本当に恐縮だがこれだけ。ただしたった2つのパラメータの測定が少々厄介かもしれない。エゴ=個性、リテラシー=悟性といったところか。価格なりにいくらでもいいクルマってのは作れるだろうけども、どんな価格のクルマにも平等に与えられる判断基準はこの2つだけだ。これによって弾き出された「エゴ✖️リテラシー値」が少なくとも60くらいはないと「凄くいいクルマ」とはならない。つまり10段階で両方のパラメータが8くらいは必要ってこと。

 

本当にいいクルマを選ぶために

具体的な車名を挙げると、スイフトスポーツが(エゴ7✖️リテラシー9)で63。プリウスが(エゴ4✖️リテラシー7)で28。ノートe-POWERNISMOが(エゴ6✖️リテラシー6)で36。いずれも現在値(2018年11月)。違和感しかないかもしれないけど、クルマ好きってのはどんなクルマにも良い部分を見つけてしまうものだから、これくらいシビアな判断で厳しく律していかないと、妥協しない良いクルマ選びや指標を得ることは難しいと思う。別にそのクルマに乗っている人の偏差値を示しているわけではないので悪しからず。

 

エゴとリテラシーを判断するためにクルマを学ぶべき

何がエゴで!?何がリテラシーなのか!?これを正確に判断するには、ある程度は広く色々なクルマの乗り心地や、外部テストの結果(IIHSやNCAPなど)、販売地域とそこでの評判などの情報を総合的に判断するしかない。やっと最近になってカーメディアは、VWポロが「エゴ4✖️リテラシー2」の8という凄まじい得点を叩き出すクルマであることがわかってきたらしい。本国では先代モデルからVWの3K路線(製造原価3000ユーロ、販売リミット5000ユーロ)のクルマとして評判は悪かったのですけど、日本ではBセグ最強とか言われてた・・・バカじゃねーの。

 

カーメディアを離れて冷静に考えるべき

カーメディアがおバカばかりだとやっぱり厄介だ。相当に評判が悪いスカイライン350GTは「エゴ8✖️リテラシー8」の64くらいの実力はあるんですけども。むしろ新型クラウンはせいぜい「エゴ6✖️リテラシー7」の42くらいだと思う。高級車にふさわしい余裕の走りを感じるスカイライン350GTに値して、ハイブリッドが車重ギリギリ、直4ターボだと不足気味のスペックしかないクラウンは、まるで嫌ならV6ハイブリッドを買え!!と言わんばかりの高圧的な姿勢しか感じない。これが同じ500万円〜なんて・・・。

 

日本車の実力!!

でもまあ・・・売れている日本車のスコアは総じて低空飛行ですね。ノート(6✖️6=36)、アクア(3✖️5=15)、プリウス(4✖️7=28)、セレナ(5✖️4=20)、カローラスポーツ(4✖️6=24)、フリード(7✖️6=42)、ヴィッツ(2✖️5=10)、シエンタ(5✖️4=20)、フィット(4✖️5=20)、ルーミー(4✖️4=16)、ヴォクシー(5✖️4=20)、タンク(4✖️4=16)、クラウン(6✖️7=42)、アルファード(7✖️5=35)、ステップワゴン(5✖️4=20)、デミオ(4✖️5=20)、ノア(5✖️4=20)、ソリオ(5✖️5=25)、エスクワイア(5✖️4=20)、パッソ(2✖️5=10)・・・これが日本のトップ20乗用車ですけど、悲しくなるくらいに低い。

 

SUVブームの中身

SUVは、ハスラー(3✖️2=6)、C-HR(5✖️7=35)、ヴェゼル(4✖️6=24)、フォレスター(5✖️5=25)、エクストレイル(5✖️3=15)、CX-5(6✖️7=42)、ハリアー(5✖️6=30)、クロスビー(4✖️3=12)、XV(5✖️4=20)、CX-8(7✖️7=49)、CX-3(5✖️6=30)、ジムニー(9✖️8=72)、プラド(8✖️5=40)、アウトランダー(7✖️7=49)・・・クロスカントリーのキャラを保存するモデルと、サルーン的な居住性とゆとりの走行性能を重視するモデルはやや高めですけども、60点以上のハイスコアとなると該当車はわずか1台のみ。

 

輸入車に関しては・・・

しかし日本車の中間値はかなり高いので25点を超えているモデルはそこそこ満足度は高いと思います。同じ基準をそのまま輸入車を当てはめたらとんでもないことになるのでやめておこう・・・しかし、最近のメルセデスボルボならそこそこいい戦いができるんじゃないかと思います。アウディアルファロメオも北米販売モデルに限定すればそこそこのスコアは残せるのでは!?下のグレードは3Kと変わらんからなー。

 

すごいクルマはやっぱり凄い

日本車でも60を超えるスコアを出せるのは限られたクルマだけ。80ともなると・・・GT-RシビックtypeRなど選ばれしクルマだけになる。そこそこいいクルマならどこのメーカーでも本気を出せば作れるだろうけども、GT-R(10✖️9=90)やtypeR(10✖️10=100)を作りあげられるのは、世界でも日産やホンダといった限られたメーカーだけ。サーキットで驚異的なタイムを出せるスペックと普通に使える水準の乗り心地を両立させてくるエグいエンジニアリング=悟性は素晴らしい。この領域にトヨタマツダも参入しようとしているけども、果たしてどーなることか・・・。

 

「裏表がないクルマ作りってのはなかな か難しいのかな・・・」

 

 

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