マウンテン・ゴリラのカーライフ

最高に面白いクルマのブログを作りたい!!(もちろん全編フィクションです)

メルセデスAMG-GT  スーパースポーツとは自由の象徴

 

ちょっとイヤになる時がある

  誰でもそうだろうけど、とにかく他人に「値踏み」される人生は嫌だ。それと同時に他人を無意識に判断・見定めてしまうダークサイドな自分に気づいた瞬間もちょっと後味が悪い。現代社会では、一日18時間忙しく働いている人も、家でずっとネットをやっているニートもどちらも平等である。起きている時間のほとんどを、誰かを値踏みする活動に使っている。営業マン/接客業は顧客を、ニートはスキャンダラスな有名人や容疑者などネットで話題の人を一生懸命に査定する。テレビ番組もそんな人間の悪徳を利用した番組作りが多いのかなー。

 

「値踏み社会」

  本屋に並んでいるもの。純文学や個性的な趣味の本でもない限りは、全ては「値踏み」と言う人間の悪癖を、ただただ助長することで読者を惹きつけているに過ぎない。和田秀樹とか瀧本哲史とか「勉強ができる」ヤツの書いた本なんてのは、「値踏み」のテクニック&攻略法を教えているだけだ。こんな本を読んでいたらロクでもない人間が増えていくだろうな。書いている本人はマーカス=バッキンガムやトム=ピータースを気取っているのだろうけども、「値踏み」のテクだけは本家に匹敵するかもしれない。

 

人込みは病んでいる・・・

電車に乗る。そこそこに清潔感があってマナーをわきまえたオシャレな格好してたら、周囲のオッサンやオバさんから妙にキモい視線が刺さるだろう。ちょっと自意識過剰なのでいちいち騒ぐことではないけど。車内に目をやれば、フィットネスクラブやらエチケットアイテムやらの広告が並ぶ・・・。同じ車内には必ずと言っていいほどに数人は不健康な肥満体がいるし、エチケットが全くできていない人、そもそも見た目が不快という人も合わせると乗客の半数以上だったりする。ハゲを直したりアンチエイジングだったりの車内広告って確信犯だ・・・車内にはヤバいサンプルがたくさんある、まともな人ほどその意識の高さゆえに気になって仕方がない。完全にターゲットにされちゃっていると思う。汚い奴は気づかないでずっとそのままだが・・・。

 

無理なものは無理

まだバスはいいんですよ。近所のお年寄りは上品な人が多いような気がするから、不快になることはあまりない。しかし電車は・・・キツイなー。見たくないので、乗ったらスマホから片時も目を離さず、ヘッドホンで耳を塞いで、ハッカ油と付けたマスクで口と鼻覆って、何も見ないようにする。目の前にいる汚いオッサン(ワイシャツ姿、薄毛、肥満、カバン・ベルト・靴にこだわりを全然感じない、当たり前のようにクオーツかデジタルの腕時計)が、決して自分の10年後、20年後、30年後の姿ではないと信じているけどもさ・・・で気がついた禁忌していた「値踏み」をやってしまっている。

 

タクシー&飛行機の生活

そんなゴミ見たいな俗世で、いつまでもイヤイヤ言いながら過ごしたくない人は、いっそのこと電車に乗るのをやめればいいかもしれない。まあ新幹線くらいは乗るだろうけど、あとはタクシーか飛行機「だけ」を使う生活をしよう。公務員や一般企業で真面目に働いて局長か役員になれば、公用車・社用車を出してもらえるだろうから、案外可能なことだし、実際にそれを実践している人もたくさんいる。安田佳生って人の本にも書いてあったけど、彼は社会人2年目ですでにタクシーと新幹線しか乗らなかったらしい(通勤はタクシー)。

 

オッサンの禁忌は功徳

オッサンは50歳過ぎたら電車に乗っちゃだめだ・・・周囲からも嫌がられるだろうし。オッサンという生き物は、自分に禁忌を増やして行くことでしかその存在を正当化できない。新幹線、飛行機、タクシー以外の公共交通機関は禁止。他にも小売店に行くのは禁止(amazon と 外商で十分かも)。イオンとかドンキとかやめよう!!コンビニなどもってのほか。マクドナルドもありえねー。自分の親を連れて行ける程度の格式を持った馴染みの飲食店以外は禁止。ラーメンはもはや食生活としてアウト!?グルテンフリー・・・。

 

スーパースポーツを買う

そして50歳過ぎたらスーパースポーツ「だけ」しか所有してはいけない。そうすれば・・・男にとって辛いと言われる世の中でも、意外と上手くいくんじゃないだろうか。50歳になったらAMG-GTでも買って、社会とのつながりを自ら断ち切っていく。間違ってもクラウンやアテンザはやめておいた方がいい。誰も50歳過ぎたオッサンのクルマのリアシートに座っていたいなんて思わない。妻も子供も年老いた親も、ただただ気まずい車内空間ができるだけだ。そこに家族愛なんてものは期待しない方がいい。クラウンは30歳半ばの青年が親を乗せるために買うクルマってのが、一番収まりはいいと思う。

 

スーパースポーツは必要な投資だ・・・

  AMG-GTのコクピットならば、考え事をするにもちょうどいい空間だ。これがM2、A45AMG、スイスポではふと虚無感に襲われるだろうし、世間が見ても哀愁しか感じない。オッサンはかわいそうって思われたらもう人生終わりだ。家族のクルマは嫁の趣味で好きなものを選ばせればいい。女性目線の方が間違いは絶対的に少ない。アルファードであれ、クロスビーであれ、女性が運転していれば特に問題もない。ただしオッサンは絶対に同乗してはいけない。買い物なんて間違っても一緒にいくものではない。気まずいって・・・。

 

スーパースポーツのニーズが高まっている!?

  安いグレードでも1500万円くらいするAMG-GTの負担は決して楽ではないけど、オッサンの絶対に踏み外してはならない人生のためには、生命保険と同じように外せない買い物だと思う。最近ではそういうライフスタイルの浸透を受けて、レクサスからも似たようなラグジュアリークーペが発売された。ちょっとだけ安くなっている。今後はさらにマツダ、ホンダ、スバルも1000万円前後のオッサンのための2シーターを作ってくれそうだ。

 

コストはそれほど心配ない!?

  50歳ともなれば・・・給与が手取りで平均で月100万円くらいか。不動産投資で月30万円くらいは手にできるだろう。今の所スーパースポーツは10年ほどは値落ちは防げるようなので、だいたい500万円くらいのクルマを買うのと同じコスト感覚で構えることができる。つまり年収1500万円あれば問題はないと思われる(クルマは年収の3分の一まで)。クラウンやドイツのサルーンを買うのと同じ負担!?

 

男が辛いのは今も昔も同じ・・・

  年収1500〜2000万円で、家族に家とクルマと生活費を与えつつ、自分の隠れ家とAMG-GTを持ち、週の半分くらいは家を空けていれば、夫婦生活も割と円満になるんじゃないだろうか。父親の威厳も保たれるし、時には娘が「ナビシートに乗せてー」って言ってくるかもしれない・・・。想像力はかなり貧困かもしれないけど、これが現代の社会と割と上手く向き合えている理想のオッサン像ではないかと思う。(大企業に入るか公務員になればこれくらいの収入!? 不動産投資だってその気になれば30歳くらいで始められる、割と一般的な話ではあると思う)。

 

「ランボルギーニ 乗れば人生変わるよ。」 

 

 

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