マウンテン・ゴリラのカーライフ

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アルファロメオは止まらない・・・

 

迷いがない!!

完璧かどうかはわからないけど、159をオマージュしたようなヘッドライトまわり、アメリカで人気が出そうなうねったサイドライン。肉厚に見えるサイドボデー。フルカーボン成型ながら800万円程度の価格で発売した先代モデルとは、真逆の意味でチェレンジングなスタイルをしています。これで800万円で、300psオーバーの4気筒ユニットが乗るならば、ポルシェ718ケイマン、トヨタスープラ、アルピーヌA110などを超えるインパクトが出せそうだ。

 

あとは売るだけ

北米にクライスラージープ、ダッジなどのブランドを持っているFCAとしては、マセラティアルファロメオに新型モデルを次々投入して、せっかくの北米市場の足がかりをフルに使って、成長を遂げようと画策しているようです。レクサスやメルセデスの上級モデル部分がマセラティ、主力モデル部分がアルファロメオの分業体制をとりつつも、メチャクチャ本格的なスーポーツカーが出てきた。

 

打倒ポルシェ

トヨタもホンダも北米での販売力にある程度自信があるメーカーは、レクサスLCやNSXなど高級スポーツモデルを作っているけども、アルファロメオもいよいよ大衆ブランドが作ったライトウエイトみたいな雰囲気の初代4Cに変わって、フェラーリのコンセプトカー!?みたいな異様なオーラを放っている。ちなみに現行の初代4Cの北米価格は55,900ドル。対するケイマンは56,900ドルだから、挑戦者アルファロメオが、ポルシェとがっぷり組み会えるクルマを作り、ちょっとお得な価格で売る戦略になっていて、ステルヴィオとマカンも同じ関係。

 

ブレないモチベーション

アルファロメオには新たに「アルファGT」の復活計画もあるようですし、噂によると「6C」(=6シリンダー)というポルシェ911にぶつける新型モデル構想もあるんだとか。1990年代から2000年代のアルファロメオも欧州市場からドイツ車を駆逐するべくイタリア自動車産業の力をまざまざと見せつけた。当時のドイツで勢いがあったのはBMW(やがてアウディに呑まれる)であり、イタリア車らしい147と、打倒BMWの156の二台を中心に、欧州でも日本でも予想外の健闘を見せた。

 

さらにスケールアップ

現在のアルファロメオも、3シリーズ失脚を目論む「ジュリア」、マカン撃墜の「ステルヴィオ」、そしてケイマンとガチンコの「4C」でドイツ車コンプぶりがいかんなく発揮されている。アルファロメオにとってはポテンシャルを最大限に引き上げるのが「対ドイツ」なんだろうか。ターゲットはBMWからポルシェへと移りつつあるようですが、パナメーラをターゲットにしたモデルも準備中らしい(それはマセラティの獲物!?)。

 

アメリカン・ドリーム

FCAの強気な姿勢を、日本メーカーの執行部はどう見ているのだろうか。フェラーリを除いてもFCA傘下の新型スポーツモデル投入が多いようだ。マセラティからも「アルフィエリ」が発売される。結局のところ世界の富が集積されるアメリカで、求められているのは「華」のあるクルマだ。フェラーリやポルシェも今では完全にアメリカ抜きには成立しない(ポルシェがF1やルマンに参加しない理由は!?)。とても慎重なトヨタやホンダにも高級スポーツモデルを作らせるくらいに、今のアメリカ市場は刺激的なんだと思う。リー=アイアコッカだったらどんなクルマを作らせるのだろう!?

 

 

 

 

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