英国ブランド・・・
超高回転ユニットを炸裂させるポルシェやフェラーリ、ランボルギーニとは違って、英国ブランドってのはハッキリ言ってプライドがない。かつては英国空軍機などの最も優秀なエンジンサプライヤーだったロールスロイスは、ドイツの三流以下の航空エンジン屋だったBMWの傘下に入るっていう状況は滑稽だ。ロールスロイスの片割れでしかないベントレーは、M&Aトラブルの果てにVWの所有ブランドになった。誰が低俗なのかわからないけども、どちらももはや「名前」だけの存在にすぎない。
マクラーレン・ブームは・・・
マクラーレンはレース活動を通じて知名度を高めているブランドという意味で英国版のフェラーリなのだけども、如何せんエンジンの開発能力がない。勝てないのをホンダエンジンのせいにし続けた結果、有望な日本市場でもイメージは地に堕ちた。アメリカでは「マクラーレンて何!?」「そもそもF1なんて見てねーし」な世界なので、やはり大して売れていない。
アストンマーティン
そしてアストンマーティン・ラゴンダも意欲的な活動の成果がまだまだ出ていない。せっかく1500万円まで下げてヒットしたV8ヴァンテージが再び2000万円以上にまで上がり、先代モデルがあまりにも美形だったこともあって、デザイン面での期待もやや裏切られた感が。2007年頃に登場したDB9やヴァンテージはとにかく今見てもかっこいい。同年代の997も悪くないけどさ。
2000万円の意味
ガキなこと言うけどさ、アストンマーティンはパテックフィリップみたいなものだ。誰が言ったか知らないけど、クルマと時計は男に残された最後の物欲。それ以外の商品は全て単なる『消費財』に過ぎない。服も本も食べ物もパソコンもスマホも「時間の経過」には逆らえない。けれども最高に洗練された「クルマ」と「時計」は時空を超えることができる。だからこそ2000万円以上の価格が付けられる。これ以外で2000万円の出費は不動産と保険と教育費ぐらいだろう。けど不動産は究極的には所有ができない。ある日突然に住めない場所に変わることもありえる。そして保険と教育費はハッキリ言って高額ギャンブル(投資)に過ぎない。
退化する男
クルマも時計もそうだけど、『選ばれたブランド』だけが時空を超えられるという話ではない。例えば初代NSXやR34スカイラインGT-R、あるいはスバルS402も・・・まだまだ現役バリバリ。全く風化しない。ドイツ車でもE39型M5や初代アウディTTなど候補はたくさんある。「物欲」は愚かだと言う人もいるけど、本物の物欲に向き合っている人はどんどん少なくなっているんじゃないだろうか。美術品や工芸品に興味あります!?
IoTの落とし穴
情報化が過度に進んだ社会の中では、馬鹿馬鹿しいことが平気で起こるようだ。例えばどっかのアイスクリーム屋やドーナツ屋に意味不明に長い行列ができたりする。行列や渋滞など無駄な時間が発生しないようにするのが本当の「情報化」なんだろうけど、運用する側の人間があまりに自己中心的すぎるらしい。つまり誰かが誰かを利用するために情報化が進む。ジョージ=オーウェルの予言通りだ。
ダサい空気を拡散するな!!
どっかの誰かのインスタを見る。単なる一過性の「空気」がモクモクを覆っているページを見ることで、人々はどんどん「ダサく」「愚か」になってないか!?ウェブ上で隣国に対する悪感情を垂れ流すことが唯一の人生の幸せの時間になっていて、そのために既得権益を持った企業に対して、ひたすらに通信費を払い続けている人々は、今後救われることはあるのだろうか!?日本よりも明らかに若い国なのだから、まだまだ伸びるだろうし。そのスタンスで生きるのは無理があることくらいわかりそうなものだけど。失礼だがハッキリ言おう!!そんなアホがたくさんいる国は終わってると思う・・・。
本質を見抜く力!?
「消費財」と「バーチャルな浪費」だけに稼ぎの全てを使っている。酒とギャンブルと風俗に有り金全てを使っている昭和のオッサンとやっていることは全く変わらない。ヤフーニュースのコメント欄でパチンコ屋を批判している連中は、自分がパチンコ依存症と大して変わらないところにいることに気がついていない。「消費財&バーチャル」な世界に全額投資して生きるしかない。JRAに『預金』してるヤツらの方がまだ生産的じゃないだろうか?
自信そしてプライド
「クルマ」とか「時計」とか贅沢品かもしれない。巷に溢れている薄っぺらい話しかできない家計コンサルタントみたいな連中は、クルマも時計も真っ先に否定するだろう。そして自分で考えることができない連中を「消費財&バーチャル」な支出へと追い込む。待っているのは絶望だけだと思うが・・・。親孝行なども大事だけどさ、まずはフルタイムで働いているならば、自分のクルマと時計くらいは持ってもいいんじゃないか!?通勤電車で『クオーツムーブ』を恥ずかしげもなく晒している人々と、自分は全く違う存在なんだと強く自覚を持つことが「人生の第一歩」ではないかと思う。
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