マウンテン・ゴリラのカーライフ

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アルファロメオの突破口

現在の人気のメーカーは!?

ブログを書いていると、各ブランドおよび各モデルの注目度がなんとなく測定できる。2019年に入ってからのトレンドは、やはりMAZDAですかねー。もともとMAZDAに興味がある人が多く読んでくれているってのもあるのですが、他のブランドとの比較においてMAZDAの相対的人気は上がっているのはハッキリ分かる。日本メーカーでは、元々スバルの人気が高いけども、最近ではHONDAが絶好調で「インサイト」と書いておけばたくさん読んでもらえる。

 

 

輸入ブランドの注目度は低いですねー

残念なことに最近では全くと言っていいほど輸入ブランドはどこも人気がない(ブログ統計では)。ポルシェ、メルセデスBMWといった素人にも知名度抜群なブランドが揃ってダメだったりする。まあ興味ないよなー・・・欲しいクルマないだろうし。これまで輸入車ブランドに厳しい意見をしていたりするので輸入車好きから無視されてるのかな!?と思ったが、河口まなぶさんの「LOVE CARS TV」や最近出てきた「E CAR LIFE with五味やすたか」の動画再生数を見ても、日本メーカー車に比べてメルセデスBMW関連の動画の苦戦はハッキリと読み取れる。

 

 

 輸入ブランドはやる気あんのー?

そんな不調な輸入ブランドの中で、予想外に数字が伸びるのが「アルファロメオ」だ。日本でも毎月200台くらいしか売れないブランドなのに、注目度はやたらと高い。購入を検討する欧州の乗用車ブランドといえばとりあえず「メルセデス」「BMW」だろうけども、他のテイストを求めてみても、プジョーシトロエンだとちょっと女性向けかなー・・といったライトなモデルが多く、ボルボスウェーデンのメーカーが日本車を真似して作った感じで、やはりメルセデスBMWに比べるとパンチが足りない。ジャガーは廉価モデルがなく敷居が高い。

 

 

アウディなんて眼中にない・・・

そんな中でアルファロメオだけは一目置かれているようだ。もう少し日本での流通量が増えてラインナップも幅広くなった総合ブランドへと成長してほしい気もするけど、現在の少ないラインナップだからこそ各モデルに「こだわり」が入っている。間も無く廃止になるBセグの「ミト」が330万円というセレブ価格なんだけども、同じクラスのアウディA1が250万円〜の価格設定をしていることを考えても、ライバルなんて一切気にしない強気の設定(1.4Lターボ搭載モデル同士だが・・・)。

 

 

メルセデスより高級です!!

Cセグのジュリエッタクライスラーから譲り受けた三菱シャシーをベースにしている。日本向けに残るグレードは376万円〜というこれまた強気の価格で、同じルーツのシャシーを使うメルセデスAクラス(328万円〜)を相手にしない姿勢を見せている。そもそも日本市場で威張っていたVWゴルフをぶっ潰すためにやってきたAクラスなので、デビュー当初からメルセデスの名前を忘れさせるような「割安感」を売りにはしているのだけど、名門が見せる商売っ気に押されて、VWアウディBMWが相次いでCセグ価格を下方修正したのに対して、ジュリエッタだけは平然とベースグレードを切って捨てて敷居を高くした。

 

 

MAZDAにはもう勝てません!? 

ドイツブランドの安売り競争は誰の目にも未来はないだろう。もう終わりに向かって突っ走っているだけだ。こんな泥沼に安易にアルファロメオが参戦したところで、軽く弾き飛ばされ、ショックでブランド解体に追い込まれるのがオチだ。とりあえずアルファロメオ以外の輸入ブランドは「Aクラス」周辺の割引競争に吸い込まれていく。Cセグ派生のSUV各モデルや、CLA、A3セダンは多少売れてはいたけども、ハッチバック市場は全く健全な輝きはない。約300万円の新型アクセラXDに蹂躙された後には、どれだけの輸入車Cセグが死屍累々となっていくのか・・・。

 

 

輸入車Cセグは・・・もはやマシンであることを放棄した。

日本で価格競争をしているCセグは、大筋で進化を放棄している。失礼な言い分だけど、ブランドのバッジがついていて、平均的なスペックが備わっていればパッケージとしては成立していると思っているのだろーか。日本市場をナメてもらっては困る。ここはドイツではないし、アウトバーンもない軽自動車天国なんだが・・・。200万円台に突入するN-BOXやノートe-POWER、アクアが2万台とか1万台とかバカ売れしている市場で、何が楽しくてBMW118iやメルセデスA180の新古車が「198万円」で販売されなきゃいけないのか!?・・・もはやこれらのモデルが「輸入車」としてのステータスを持っているとは誰も思わない。(情報弱者をターゲットにしてんの!?)

 

 

メルセデスのトランスフォーム

新型Aクラスは、なんだかプリウスみたいな「ライト」なクルマを目指してます。あれは「メルセデス版のプリウス」なんだよ。未来的なメルセデスをなんらかの形で示さなければいけない。そりゃそーだCクラス/Eクラス/Sクラスはどんどん売れなくなるだけだからさ。トヨタがあらゆる意味で「極端さ」を盛り込んできた4世代のプリウスをよく研究して、プリウスよりもさらに「簡素」なインテリアを目指してきた。もう世界的に「オッサン」臭さを取り除かないとビジネスが成立しなくなっている。なぜ缶コーヒーを売っているコンビニがコーヒーマシンを用意するのか!?そりゃ缶コーヒーはオッサン臭くて若い女性は嫌がるからさ・・・。 

 

↓五味さん「オモチャみたいな内装・乗り心地は最低・・・」

 

 オッサンとCセグ

メルセデスAクラスもMAZDAアクセラも新型に変わり、かなりの力技で「ダサい」オッサンを排除した。そもそもオッサンはCセグなど乗るべきではないのだが、HONDAはそんなかわいそうなオッサンに手を差し伸べてくれている。シビックはオッサンの味方だ!!これはこれで素晴らしい戦略だと思う。日本市場で見事に成立している。インプレッサカローラスポーツは・・・よくわかんないけどコンセプトがかなり「消極的」だった気がする。とりあえず新型シャシーで作ればOK!!といった感じで開発者の危機意識が低かったのだろうか!? Aクラスとアクセラはもはや競合はしないし、これから出てくるFFの1シリーズ、VWゴルフ(8代目)もそれぞれに意味不明なセールスポイントを引っさげて、日本市場で「塩対応」されることだろう。もう人気なんてないのだから・・・。

 

 閉塞感とアルファへの期待

そんな憤りのエネルギーが、回り回ってアルファロメオの注目度の高さに現れている!!そう断定したい。そしてアルファロメオ以外の「輸入車Cセグ」は全部クソだ!!世界の激戦区だって!?何を寝ぼけているんだ!?そんなに激しい戦いをしている市場ならば、新型MAZDA3が降り立ったところで大きな変化など起きないだろうけど、どこの国のカーメディアも「MAZDA3がクラス最高なのは間違いない・・・」みたいな拍子抜けする結論を出している。そもそもこれまでのグローバルのCセグにどんな競争原理があったというのか!?

 

 

アルファロメオのこだわりは貴重

さてアルファロメオは、メルセデスBMW、レクサスと同じように次世代のモデル群は、上級グレードが縦置き(アウディ以外はFR)シャシー、下級グレードが横置きFFシャシー(三菱)となる。日米欧で展開する中型車13ブランドのうち実に9ブランドが「縦置き&横置きの戦略」を採用することになるらしい。9ブランド(トヨタ/レクサス/メルセデス/BMW/アウディ/日産/MAZDA/ジャガー/アルファロメオ)に限定すれば、下位のFFシャシーMAZDAの圧勝!?ってことになるらしい。他のブランドがヤル気がなさすぎる。

 

 

6ブランドの勝ち組と7ブランドの負け組に分かれる

FRとFFで上下分離する9ブランドのうちで、過去にFFで良い走りをするモデルを作って世界的に評判になった経験があるのは、MAZDAアルファロメオだけってことを考えると、この2つのブランド以外には「大きな変化」は期待できそうにない。メルセデスBMWもすでにグローバルの半数以上のモデルが横置き(FF)になっているが、今更にMAZDAとアルファを追うこともできないだろうし、そもそも商品性において横置き専門で作る3ブランド(ホンダ/VW/ボルボ)によってマーケットを叩き壊される懸念もある。中型車13ブランドは中長期的には、MAZDA、アルファ、ホンダ、ボルボVW、スバルの6ブランドが有利。他の7ブランドは空中分解するのではないか!?と思う。

 

トヨタも日産もCセグより重要で利益を上げられるジャンルが用意されている。レクサスはやはり日本との相性が悪い。メルセデスBMWアウディジャガーのうちで、VWの存在ゆえに安売りできないアウディも辛いし、他の3つもレクサス同様に日本市場とは噛み合っていない。ちょっと信じがたいけども、これまでのブランドの歩みから、今後はメルセデスBMW、レクサスに変わって、アルファロメオMAZDAボルボが売上を伸ばすのではないか!?あくまでMAZDA的な「いいクルマ」を作るのがアルファロメオボルボだろうな・・・という予測に過ぎないけど。まあその通りになってきている。

 

 

「アルファロメオ・ジュリア『GTセダンの鎮魂歌』」

 

↓ポルシェとブレーキング対決!!

 

 

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