マウンテン・ゴリラのカーライフ

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ディーゼル車がないとご飯が食べられない日本人・・・

 

ディーゼルがなくなったら困る!!

  ディーゼル車が好きで好きで溜まらない!!毎晩のおかずはディーゼル車じゃないとご飯が進みません!!お気に入りはキハ181系・・・とかいう変態の話ではないです。新型ボルボS60はアメリカでも生産されるそうだけど、ディーゼルを廃止するとの報道がありました。欧州が主体になるワゴンのV60にはディーゼルあるけども、セダンのS60はアメリカや中国がメイン市場なのでディーゼルをやらない。ワゴンとセダンの棲み分けは今後は他のメーカーにも拡大しそう。

 

色々と不可解

  欧州では急速にディーゼルが締め出されているとの報道がありますが、新型VWポロにもディーゼルが残っているし、年内に発表される予定のBMW3シリーズにもディーゼルが残るとのこと。EU市場の約半数がディーゼルなのに、いきなりなくなるなんてことは無いみたいです。スバル、ホンダ、トヨタが乗用車向けのディーゼル開発をやめるらしい。なんかやましいことがあるのだろうか!?呆気ない幕切れは意外だ・・・。

 

石原慎太郎はバカ都民の代表だった・・・

  自分も人のことは言えないけども、ディーゼルに関するニュースが増えれば、好き勝手なことを言う人も出てくる。日本メーカーでディーゼルを推進しているのは、嫌われ者のMAZDAだけ。アンチはそこら中にいるから、ネットにディーゼルのニュースがでれば、「もうディーゼルは禁止でいい!!」みたいなことを平気で言う大人が湧いてきます。別に『廃止論』を主張することは結構ですが、日本の物流はどーなるのだ!?日本のオッサン(石原慎太郎とか)は自分が食っているものがどのように運ばれているかすら知らないらしい。東京都の食料自給率は1%だけども、ディーゼル要らないとか高速道路要らないとか言ってる都民・・・。

 

処理さえすればディーゼルがベターなのでは!?

  ディーゼルって確かに色々問題がある。寒冷地では燃料そのものが凍結するリスクもある(寒冷地対策はされているけども)。CO2の排出に関してはガソリンエンジンより優れているけど、NOxとPMの排出が多くなるので後処理装置が必要になってくる。CO2は処理できないけど、NOxとPMは処理できるのだから、コストを考えなければディーゼルの方が優れたエンジンとも言えるのだけど、ご存知のように欧州のいくつかのメーカーがズルをした。後処理をする(メルセデス、PSA)か性能を抑えるか(MAZDA)のどちらかを選ばなければいけないのに、やらないメーカーが複数あったらしい。

 

呆れてしまう・・・

  なぜかズルをした欧州側が逆ギレのように、「ディーゼルなんて欠陥だらけ!!」と言い出し、それに日本のカーメディアが無批判に追従する。日本のオッサンの多くが「ディーゼルはやばい!!」とか考えてそうだ。自分のご飯を運んでいるのがディーゼル車だなんて知らないくらいだから、カーメディアに騙されていしまうのだろうけどさ。何回騙されたら気がつくのだろうか!?

 

なぜこんなに節操がないのか!?

  「ハイブリッドはガラパゴス」「ダウンサイジングターボは未来のエンジン」「世界の主流は完全にディーゼル」とかほんの数年前のカーメディアが何も考えずに書いてたよ。最近ではライターの質が悪いからネットメディアには、「この記事はライター独自の見解に過ぎません」とか書いてある。大学行って考えることができなくなった現代人が、患部を務めるようになったメディアは、もはや世の中についていけなくなっているどころか、能力の限界を超えてしまっているかもしれない。朝日新聞NHKだけがダメじゃなくて、メディア全体がダメになってきている。

 

 

 

 メディアが動くと・・・

  カーメディアや一般メディアがやたらと「一方的」な議論を展開して自動車業界を語ると、必ずこのメーカーが動き出す。これまでディーゼル車として販売していたアベンシスが廃止され、北米や中国で人気のカムリHVがイギリスに導入されるらしい。THSの最新版である2.5Lハイブリッドが、いよいよ欧州へ向かうらしい。すっかりパワーアップしたこのハイブリッドユニットならば、欧州市場での躍進が期待できる。トヨタ車が売れるって話では無い・・・THSを欧州メーカーに買ってもらいたいんだと思う。

 

ストロングハイブリッドの利点は!?

  トヨタはカーメディアの使い方がうまい。ハイブリッドが発売された頃にも、ライバルのホンダのマイルドハイブリッドに対して致命的な打撃を与えた。日本のメディアやオッサンの多くは「ストロングハイブリッド」と「マイルドハイブリッド」では前者の方が絶対的に燃費がいいと思っている。産経新聞は「マイルドハイブリッドは新興国向け」と書いていたけども、メルセデスはSクラスなどの縦置きエンジンモデルにISGという三菱電機が供給するマイルドハイブリッドシステムが使われ始めている。さて欧州市場でも「ストロング・ハイブリッド」のシェア拡大が進むのだろうか!?

 

 

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