マセラティ、新型スポーツカーを2022年までに市販へ…ブランド初のEVも設定 https://t.co/9cWqhP32BH
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年6月7日
2022年
マセラティが新型モデルを新たに複数投入するらしい。現在のラインナップは、Lセグサルーンのクワトロポルテ、Eセグサルーンのギブリ、そしてラグジュアリーSUVのレヴァンテのベースモデル3つと、モデル末期を迎えているグランツーリズモとグランカブリオの2台のGTスポーツカーがあるけども、スポーツカー2種を置き換えるモデルと、レヴァンテよりも小型のSUVを投入するらしい。
手軽に楽しめる!?
2014年に発表された「アルフィエーリ」と呼ばれるコンセプトカーがベースとなる市販モデルにはクーペとカブリオがあるとのこと。現行のグランツーリズモ/グランカブリオよりも手軽な価格帯で発売されると予告されていた。ポルシェ911のベースモデルと同等かそれよりも安いかもしれない。
どのブランドよりも名車が多い!?
日本や西ドイツがまだまだ戦後の混乱期を抜け出せないでいた1947年に『アルフィエーリの6気筒』を意味する「A6・1500」という名称の2ドア2シーターのロードカーを発売して以降、50年代に「3500GT」「5000GT」、60年代に「セブリング」「ミストラル」と「初代クワトロポルテ」「初代ギブリ」を発売。世界中の高級車/スポーツカーのお手本になるようだデザインを次々に生み出した。その後シトロエンの傘下に入るも、シトロエン本体がプジョーに売却されるなどで経営が暗転する。
Dセグ車もあった
1975年にデ・トマソの傘下となり、1981年にBMW3シリーズのような小型セダン「ビトゥルボ」を発売。前年にCクラスが発売され、ドイツ勢同士の縄張り争いにイタリアから参戦するつもりだったようだ。このアイディアは現在はアルファロメオに受け継がれている!? さすがに今のマセラティとはイメージが異なるので意図的に封印されている部分もあるようですが、マセラティ車で良くも悪くも市場のニーズに最も大きなボリュームで応えたのがこの「ビトゥルボ」。
ギブリは失敗作!?
「最近のマセラティは安物っぽくてダメだ」とか言ってしまう痛々しい先代クワトロポルテオーナー(単なるミーハーだけど)が結構いるようだ。ちなみにギブリは先代クワトロポルテと比べても特に安普請ではない。アルミボデーかスチールボデーかの違いこそあれど、シャシーの設計は基本的に同じもの。そしてクワトロポルテもあまりに売れたので、中古車価格は二束三文だ。同年式で比べてもSクラスの方がいいくらいかも。
DセグはスポーツGTの約束の場所!?
そしてアルファロメオは封印していた「ビトゥルボ」に戻ることになりそうだ。4ドアのDセグメントは発売しないかもしれないが、ジャガーFタイプのような価格帯のロードカーをボリュームゾーンに置いてブランドのシェア拡大を狙っていくらしい。もはや「抜け殻」で中国資本にバイアウトしてリアイア目前のドイツプレミアム3強に変わり、世界のクオリティカー市場を担っていく一大ブランドに成長できるのか!?
レクサスとガチンコする!?
そんなマセラティに、最後まで抵抗しそうなのがレクサス。底なしの資金力にものを言わせて、ゴミクズのようにすり寄ってくるスバル、BMW、マツダなどにクオリティカーを委託生産しているトヨタグループのワンマン社長が一度「ニュル最速を目指す!!」とか言いだして、スバル、BMW、マツダ、ヤマハが参加してグループ内でコンペとかするのか!?
新御三家
マセラティとレクサスが「居場所」を求めてさまよっている。レクサスの開発者は、新型レクサスLSには、「クワトロポルテ」のような成功を夢見ているのかもしれないし、ギブリとGSを持て余し気味な点だったり、ラグジュアリーSUVに活路を求めている点もシンクロしている。マセラティ、レクサス、ジャガーが「新御三家」と呼ばれる日はくるのだろうか!?
最新投稿まとめブログ