マウンテン・ゴリラのカーライフ

最高に面白いクルマのブログを作りたい!!(もちろん全編フィクションです)

終わらない情熱 TOYOTA と VOLKSWAGEN

 

玉か!?石か!?

SUVがブームです!!とか、EV化の波が到来!!とか、新型のスーパースポーツスーパーカーが登場!!とか・・・よくよく考えれば「雑音」でしかない記事やレビューを延々と読まされている。もっと「クルマの本質」に迫るレビューに触れたくて、10年前の福野礼一郎さんの本とかついつい読んでしまう。今年は新型車の発売が多い。各メーカーともに過渡期を乗り切るべく知恵を絞っているのだろうけど、それ故に「このクルマは自分に合っているのか!?」ってのがわかりづらくなっている部分もある。

 

フォレスターとクラウンは「歴史的失策」になる!?

プロのライターも然りで、例えばフォレスターの「e-ボクサー」に対する評価は、人によってバラバラだ。ターボとHVに潔く統一されたクラウンとカローラスポーツは、何か大事なものを失っている気がする。気がつけば直4ターボの湿っぽいFR車に500万円というかつてBMWが批判されたようなスペックのクルマがそこにあるだけだ・・・。そして声を上げるカーメディアはそこにはいない。「なぜ直4ターボを積むだけなのにFRシャシーを使う必然性があるのか!?」これに答えられないフラッグシップなんて認められない。次期クラウンはレクサスESシャシーのFFになるのかもしれないけど。

 

インスタ世代の嗜好

結局のところ、トヨタもセダンの未来を完全に見限っているのだと思う。インスタでコミュニケーションをとる世代なら、500万円あったら何をするだろうか!? 中古ならクワトロポルテとか買える。トヨタはクラウンの完成度が高いと胸を張るだろうけども、インスタ世代の女の子にモテたい小金持ちのオッサンの需要には合わないだろう。AMGマセラティに1000万円を投資するオッサンの原動力は・・・。つまり近い未来のプライベートカー事情は、今よりもずっと華やかさを求める方向なのだと思う。なんとかやりくりして「スーパーカー」と「SUV」の二種類を所有スタイルが一般化する!?それ以外の商用車もどきの多くのモデルは想定通りに『電動化』が待った無しなのかもしれない。

 

 

BMWのヴィジョン

そんな未来を切り開いているのはドイツのBMW!? 華やかな都会的なイメージへのコンプレックスが醸造されるド田舎のメーカーらしい。端的にいえば「i8」と「X2」の2台へとメインストリームが二極化するっていう予測は、ミニバン需要や地方のインフラを全く考慮しない暴論なのだろうけども、港区や渋谷区界隈では、これに近い状況が成立しつつある。シンガポールや香港を見ても、稼げるコングロマリットが集約されるごくごく狭いエリアへと、世界のGDPは集約される動きは加速度的に増すだろうし、それ以外のエリアに居住する生産年齢帯が、現状に不満を覚え、多くの不安を抱けば抱くほどにその動きは早まる。

 

劇的に変わる!?それとも静かに沈む!?

下手すれば20年経たずに年商数百億円規模の企業体の事業部が1つもない、経済的に「空白」の都道府県が生まれる可能性すらある。完全に中国やASEANの後塵を拝する地域が生まれる。崩壊した経済を救う唯一の手段はアジアから流入する資本とアジアの拡大する消費かもしれない。つまり金融、不動産ディベロッパー、ゼネコンがガタガタと日本から消えるという予測が現実になれば、もう後は何も残らない!!という地域は多い。「Amazon」と運送会社だけが命綱!?それでもしぶとく「農協」は続いていくかもしれないけど。

 

マツダは・・・

広島・山口の経済を支えるマツダ。本体は2兆円、系列サプライヤーも数百億円規模のものがいくつもある。しかし3年後にはアラバマに仕事を奪われる。もしかしたらEU圏でも委託生産が始まり、協業のトヨタサプライヤーに多くの仕事を奪われるかもしれない。そんな未来を暗示するかのように、マツダは田舎メーカーの例外にもれず「スーパーカー」と「SUV」による未来型のラインナップを示唆している・・・。

 

思考停止のメーカー

スーパーカーSUV」あまりに性急かもしれないけど、グローバルで高収益を維持するには、この市場で存在感を示すのが必須なのだと思われる。ポルシェ、アストンマーティンランボルギーニマセラティAMGアウディBMWジャガー、日産、ホンダ、マツダ、スバル。思いつくだけ書いて見たけども、これは亡者の行進じゃねーか!?って気がしないでもない。どのメーカーも自らが業界の未来を先導して、明るく照らしていると信じて疑っていないかもしれないが、東京、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、シンガポール、香港、上海、深セン、ソウル・・・どこも同じようなクルマが走る未来!?

 

クルマの役割・・・

タワーマンション、別荘、レジャー施設、テーマパーク、ショッピングモール・・・これらの間を往復するコスト的にクオリティの高い需要を奪い合うビジネスに、広島や群馬や三重やバイエルンといった地域に拠点を持つメーカーが参戦している。なんだろうな・・・だいぶ危ういところもある気がするけど、BMWマツダも全力で巨大グループに噛み付いていくしかないと腹をくくっているのだろう。トヨタが骨を拾ってくれるはずだと・・・。とりあえずそれらのメーカーの設計者の頭の中には、グーグル、アップル、アレクサとの直結が最優先事項になるのも道理だ。

 

レトロは何も生まない

カローラスポーツ」「ポロGTI」なんじゃこりゃ!? 「スーパーカー&SUV」と「ミニマムコンパクト&ピープルムーバー」に大きく分断される予定?の未来地図の中で、この2台が生息するエリアは存在するのはどこだ!?結構メチャクチャな過程の上での話なので、全くピンと来ていない人もいるかもしれない。アフリカでもインドでも中国でも売れない。インドにはノックダウンの旧型ポロが、中国では同じく旧型ゴルフのシャシーを使った専用モデルが、物価に沿った価格で売られている。350万円もするポロGTIは、どの地域で消費されるのだろう!?

 

若者向けと称して高齢者に売る手法

それは・・・「昭和」の香りが漂う古い世代に向けた最後の徒花だと言い切ってもいいと思う。若い世代をついに寄せ付けることはなかった。え?確かにトヨタVWが発信するCMからは、新しい客層を掘り起こすためのFMCであることが散々に強調されるだろうけど、「カローラスポーツ」や「ポロGTI」を買う層の平均年齢は70歳を超えてしまうだろう。トヨタVWもそれを承知でデザインしている・・・。

 

戦前世代と団塊世代

先進国では完全にターゲットは高齢者だ。その1台を若者向けであることを過剰にアピールすることで、高齢者ユーザーが安心して買うという「マーケット手法」だ。かつてトヨタは引退世代向けの5ナンバー高品質セダン、つまり「小さな高級車」を企画したことがあったけども、これがとんでもない惨敗を喫した。戦前生まれにはあった凛とした「ノブレス」な気風が、「戦後教育」を受けた団塊とはあまりに「ペラペラ」であり、文化とか精神性とか徹底的にタブー視する世代なのだと思う。

 

団塊世代はなんでも買うが・・・

戦前世代の気風ならプログレブレビスを受け入れたと思う。しかし団塊世代はbBやカローラルミオンを好んだ。団塊世代においても「セダンとは過去の遺物」だと認識されつつあるのかもしれない。しかしその下のバブル世代はVIPカーという新興ムーブメントによってセダンに親しみを感じているし、90年代2000年代のBMW、ホンダ、アルファロメオによるスポーツセダンへの憧れも持っているのかもしれない。

 

正々堂々・・・

社会学的統計にはそれほど興味がないっす。例えばホンダは、引退世代向けにフィットを、現役世代向けにN-BOXを作り分けている。「裏表」のないストレートなマーケティングだ。あらゆる技術的な競争で絶対に「勝てる」という自信を十分に持っているホンダのクルマ作りは徹底していて潔いと思う。誤解を恐れずに言うならば、国内の軽自動車市場でスズキからシェアを奪い、スーパーカー市場においてフェラーリランボルギーニを相手に堂々の戦いをする、しかもM&Aを駆使して手軽に技術を吸収することもなく独自の技術だけでやり遂げてしまう。トヨタVWとは本質的に違うメーカーなのだと思う。

 

 

 

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なぜドイツ車が好きな連中は呆れるほどアレな人が多いのか!?

 

知的レベルが・・・

  最初に断言しておきますけど俺は悪くないです。クルマ好きがネットニュースをひらけば、自動車関連記事がどんどん表示されるわけですけども、なんでネットのコメント欄にシャシャリ出てくるオッサンってのは・・・アレな奴が多いのか。もう見てられない・・・ネットで言論は楽になってますけども、オッサン用と一般用で分けられるフィルターがあるとさらに快適でいいのだけどな。50歳以上のユーザーが接続できないブログソフトとかあれば絶対に導入したい。

 

ソースは!?

  ほぼ偏見だけども、50歳以上のオッサンはあらゆる面で、俺とは理解の前提が全く違う。日本以外のほぼ全ての市場でVWゴルフ7は販売台数を落とした!!と記事に書くと、「ソースは!?」とか聞いてくるアホが出てくる。この調子だとドイツではドイツ語が使われている!!って書いても「ソースは!?」って感じなんだろうな。ウゼーウゼー勘弁してくれよ・・・なんなんだよコイツら!?「バカは自動車ブログ読むな!!」って暴言吐きたくもなるってもんです。

 

 

バカの種類が違う

  誤解を恐れずに言ってしまえば、バカだからVWBMWアウディを買う。そしてバカだからマツダやスバルを買う。ただし前者と後者ではバカの質が違う。・・・そう思わざるを得ない場面にここ数日で何度も遭遇してしまった。それぞれのブランドの有名モデルには掲示板がありますけども、前者と後者では議論の質が全く違うのです。すっかり隠蔽体質になったドイツメーカーと、やたらと情報を出しまくるマツダとスバルの方針の違いってのもあるのだろうけど・・・。

 

 

日本はビンボーってこと自覚せよ

  まずは『BMWが韓国で相次ぐ出火事故』と報じているネットニュースに大挙寄せられたコメント欄があまりにもバカすぎる!!!!!!!!「日本では聞かないな〜」じゃねーよ。今の韓国市場は日本市場の6倍もBMW車が売れているってことすら知らないのだろうか!? 「韓国なんて小さな市場で売らなくていいよ・・・」って、何も知らない日本のBMWファン?らしき人が言ってます。中国や韓国では売って欲しくないって願望が見え隠れしてるけども、BMWにとっては完全に日本の方がよっぽどどーでもいい市場なんだけどな。

 

『東亜ドイツ車』っていうスペシャルパッケージは・・・

  中国サプライヤーに丸投げの内装に、韓国製コンチネンタルを履いた『東亜仕様のBMW』についてシリアスなニュースなんだからもっと真に受けた方がいいんじゃねーの!?って気もするけど、どうやら誤報だと信じたいようだ。欧州市場でも既にリコールが出ている。日本向けもひっそりとディーゼルは消えるんじゃなかろーか!?マツダが腫れ物に触るようにデリケートに仕上げているEGRを、ドイツメーカーが真似すれば、そりゃ燃えてもおかしくないだろ。そんなに簡単に仕上がるならば、とっくに日産、トヨタ、ホンダ、三菱、スバルも導入しているはず。

 

 

ブランド頼みのファッションさ・・・

  偏見ついでに言っておくと、マツダやスバルのユーザーは「走り」に納得して買っている。納得できなければ買わないだろう。それに対して多くのドイツユーザーは、クルマがどんな具合で走ろうが、「ブランドものだからなんでもいい」って程度の人が多いんじゃないかと思う。マツダ掲示板ならディーゼルの質的変化にかなり細かく言及されているけども、BMW板じゃそんな議論にはまったく需要はない。制動距離がどれだけ長くても、ミッションの出足がどれだけ悪くても、ロードノイズがどれだけ酷くでも「ブランドもの」であれば満足する人種・・・どっかでエンジンが燃えようが関係ないのかもしれない。

 

 

 

日本仕様のエンジン・・・

  こちらのネット記事のコメント欄もひどい。コメントもバカばっかだけど、この記事を書いているモーターファンのライターもまともに調べずに書いているのだろう。ドイツメーカーVWのTSIと呼ばれるダウンサイジングターボユニットを「新世代版」として紹介しているけども、「1.0L」「1.2L」「1.4L」とズラズラ出てくるユニットがどれも「現行」もしくは「旧世代」ばかりだ。まずは記事の欠点を指摘すべきだと思うけども、どうやらコメント欄で発狂しているドイツ車派とアンチドイツ車派の両陣営ともに、VWのTSIユニットの現在位置がわかっていないらしい。

 

10年前の議論をコメント欄に書かない方がいい

  しかも面倒くさいことに、その状況に全く気がつかない水準の連中が、次々と「ダウンサイジングターボ」に能書きを垂れていらっしゃいます。どっかで木村好宏や両角岳彦といったメッキの禿げた『天動説』ライターが10年くらい前に書いてそうなことをこれ見よがしに書いてますよ。この時代遅れというかバランス感覚の無さは、もうバカと言って差し支えないのでは!? 「ハイブリッドが売れない欧州ではこれが主流だ!!」とか、まあ否定も肯定もしないけども、とりあえずここで紹介されている「1.2L」とかとっくに消滅してますけどね(自然吸気版はあるようだけど)。ユーロ7に対応してませんから・・・。

 

VWは「戦略」ありきのメーカー

  もう主要市場では完全に終わったエンジンになっていて、なぜ日本のゴルフだけ「1.2L」なのか!?トレンドライン乗ったけど、ボデーの良さを勘案するだけの走りはできないし、あのユニットで高速道路を走りたいとも思わない。VWのダウンサイジングターボがかつてもてはやされたことがあった。トヨタがハイブリッドをダンピングして売ったように、世の中を変えるためにVWは最初だけ真面目にやっていて、1.4Lガソリンエンジンに、ターボとスーパーチャージャーを両方搭載し、DCTを配備することで小排気量の弱点である低回転トルクに対して最大限の配慮をしていた。

 

時代はとっくに変わっている

  しかし「ツインチャージャー」はいつの間にか消えた。VWがツインチャージャーを熟成させて、割高なコストをものともせずに日本メーカーに堂々と立ち向かったならば、もっと敬意は持ったけど、とにかく日本市場を狙い撃ちしたような「欺き方」が酷すぎる。東亜仕様ということでリアサスは変えられ、走りは「可もなく不可もなく」と言った感じ。ツインチャージャーをやめてさらに排気量を減らしたものの、やはり不都合があるようで既に本国や主要市場では1.5Lターボが主力になっている。

 

カーメディアとの距離感

  木村も両角も最後までVWのユニット革命を盛り上げようとしたけど、最終的にVWに裏切られる格好になってしまった。これまでド派手に暴論を書き上げ、日本メーカーを徹底批判してきたから、もはやどちらも自動車ライターとしては完全にオワコンだ。カーメディア最大手のベストカーは数年前から完全にトヨタのゲリラ広報部隊になっている。かわいそうだけども、今ではVWを持ち上げる議論には全く需要はないし、あまりにメチャクチャ書いてきたから自業自得なのだけども・・・。両角岳彦「本音のクルマ論」とか、もはや書いた本人も否定したいレベルじゃねーの!?

 

VWの悪事はまだまだある

  1.2Lターボじゃお話にならない。欧州の販売主体はディーゼルなので、どーでもよかったのだろうけど、ディーゼルが欧州では完全に逆風の中で、新型ポロも本国仕様はなんとか走りにアドバンテージがあるディーゼルを残した。新型ポロもGTIこそ導入されたけども、1.5Lターボもディーゼルも日本には入ってこない。とにかく日本仕様のVWは色々とひどい。ゴルフGTIの日本向けは、なんのアナウンスもなくLSDがカットされている。

 

まだオッサン達は何か言うのだろうか!?

  今のマツダやスバルがユーザーを熱くさせるクルマを作っているとは言い難いけども、BMWVWなどドイツメーカーは、日本市場を完全に挑発しているとしか思えない。設計上の誤魔化しが横行し、リコールもスキャンダルなレベルで遅い、こんなメーカーのクルマなんて、とりあえずいくら安くてもいらねー・・・。信頼回復なんてもう無理だと思うよ。アレな人しか相手にしてないのだろうけど・・・。

 

 

 

木村好宏をディスっています↓

cardrivegogo-diary.blogspot.com

 

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I'm 『辛口ブロガー』 SUBARU WRX S4編 (オーナーは絶対に読むな!!)

 

ハードル高過ぎ

2014年に「STI」と「S4」にそれぞれKYB版とビルシュタイン版を用意して仰々しく登場したSUBARU WRXの現行モデル。リーマンショック&震災のショックから立ち直り、日本社会&日本経済ひいては、日本市場の自動車販売を大きく牽引することが期待されたけども・・・失礼ながらはっきり言おう!!さんざんに期待させておいてさー、楽しみに乗りにいった人のワクワク感を踏みにじりやがった!!

 

ほぼプレミオ・・・

あ!?別にディーラーの人の態度が悪かったとかいう話ではないです。幸運なことに三多摩&所沢界隈に多数展開されている各ブランドのほとんどのディーラーに行ったことあるけど、態度が悪いディーラーマンというのを見たことがない!!そうじゃなくて・・・クルマが「可もなく不可もなく」だったってことです。トヨタにプレミオっていう、日本市場で一番ってくらいに「可もなく不可もなく」が似合うモデルがありますけども、S4はそのプレミオのハイパワー版みたいな感じかな!? 

 

コスパだけではフラッグシップは成立しない

エンジンパワーの分だけ価格高い・・・ってならばまあ300psで336万円は納得かもしれない。パワーを求めるユーザーにとってはこれは素晴らしいことだと思う。他にこんなコスパを叶えてくれるメーカーなんて絶対にないだろうから、もう一生スバル車に乗り続けます!!って忠誠を誓った人もいるだろう。スバルがユーザーの欲求を精査して、そのニーズに応えるべく試行錯誤を繰り返して、他のメーカーにはできないクルマ作りを維持したという意味では2010年代でもっとも優れた製品かもしれない・・・。

 

ソフィスティケートって奴が足りない

しかし『辛口ブロガー』はそんな理想論だけでは頑として納得しない。このクルマの発売まもなく本気で買うつもりで乗りに行きましたよ。そしてものの見事に期待を打ち砕かれた・・・。スバルの新しいフラッグシップとして期待されているモデルにしては、あまりにも呆気ない幕切れだった。端的に言えば300psを使いこなすためのあらゆる部分が足りていない・・・。

 

とりあえず座ってドア閉めて感動するクルマにしろ!!

「良いクルマは座ってドアを閉めた瞬間にわかる」ものですけども、WRX・S4には全くなんの感慨もなかった。ペダル以外の操作系はことごとく質感が悪いし、ドアが閉まった気がしない。フタがされているだけでスースーする。これでメルセデスBMWを名指しするなんてメチャクチャな所業だ。もうこの時点ですでに買う気は無かった。スバルには高級車は無理だ。高級車からユーザーを引っ張ることも無理だと思う。レクサス、日産栃木、MAZDA防府がやっているクルマ作りとはレベルがだいぶ違う。

 

相手が悪い

WRXに乗った日に日産栃木車にも試乗していて、スバルディーラーにもMAZDA防府車で出かけて行ったので、アウディでもBMWでもなんらインパクトは残せないくらいにタイミング的には最悪だったとは思いますけども、スバルが「上質なスポーツセダン」と堂々宣言する新型モデルだから、なんか結果を残して欲しかった。わざわざ行ったんですけどねー。

 

日本的なアメリカ設計ってやつ!?

もうシート作りからして全然違うわけですよ。インテリアの印象もパッとしない。せめて「走り」くらいは・・・なんですけども、AWDでタイヤのグリップとサス剛性のせいか、曲がり始めが相当にかったるい・・・「相当に」です。クルマが重すぎるのだろうか!?MAZDAや日産感覚で走っていれば、もれなくアンダー気味に感じるゆるさ。これプレミオじゃん。ついでに加速も出足が「エコ」に走ろうとするくせに、妙にCVTのトルク感だけはあって、これまたほぼプレミオじゃん!!

 

スター性がゼロ

スバルにハッキリ言いたい。フラッグシップでこれだけ方向性のないクルマで良いのか!? プレミオってちょっと裕福な年金生活車が買うクルマだぞ。メンテナンスフリーなエンジンに、操作性においては万能なCVT、取り回しに都合がいいC/Dセグのサイズ。MT専用でややハードすぎるWRXSTIをより多くの人に乗って(買って)もらいたいってことで、先代のからCVTモデルが用意されてましたけども、そのスケベ心がコンセプトを破壊し、単なる日本的なサプライヤー製品の組み合わせによる、無個性なクルマに終わってしまっている。

 

検討するライバルを間違えている!?

とりあえず、A45やM240i、ゴルフGTIくらいのドイツ車には楽勝かもしれない。しかし「日産栃木」と「MAZDA防府」と比べるとまだまだ比較にもならない。内装やシートの作りだけでなく、クルマの基本動作においてあらゆる面で作り込みが劣っている。アメリカで開発したのだから仕方がない・・・そんな言い訳は社内向けだけにしてればいい。あのオモチャみたいなアクセルフィールとハンドリングは一体何のパロディだ!?

 

 

 

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WRX STI 『RA-R』は即日完売・・・。

考える間もなく終わる

  2018年12月17日までの期間限定グレードとして7月19日に販売が開始された「RA-R」ですが予想通りの大盛況で、ボーナスを握りしめ殺到したオッサンたちによって即日完売となったようです。まあ・・・他に欲しいものないし、海外旅行なんてタダみたいな金額で行けるようになってるし、教育費や養育にかかるコストもどんどん下がっているし、子供が生まれれば最大「2年間」の育休が認められる。けれども中途半端な金額のボーナスの使い道なんて限られてくる。

 

限定スバル・バブルは続くか!?

  「なに言ってんだ!!しっかり投資して資産形成しろよ!!」とか言われちゃいそうですけども、株や銀行が必死で勧める怪しげな金融商品なんかに投資するくらいなら、「RA-R」の方がよっぽどいい投資先だと思う。「青色申告」ならば、自動車の諸経費は全て節税できるし、スバル車が「青」なのは・・・。いちいち言うまでもないですけども、スバルの限定モデルの中古車価格残存率は異常。ポルシェやフェラーリなら10年でも60~70%くらいあるので選ばれしブランドな訳ですが、熱狂ファンが多いスバルもS402などは10年で150%くらいあるらしい。

 

納得の1台

  330psで500万円。ベース車よりも約100万円高いけど、下取りで十分に却ってくる。「加速感」に飢えたオッサンにはとても魅力的な一台。まるで北米の自動車価格でハイスペックモデルが買える。カムリHVは加速がだいぶ良くなったと言われているけど、マッスルカー文化のアメリカでは、全くスポーティなモデルとは扱われていない。アメリカのクルマ文化のメインストリームを、500万円で感じさせてくれる日本車は、WRXスカイライン350GT/フェアレディZくらいかもしれない。

 

ロスジェネはクルマいらねーって!?

 2010年の暮れにまだ存命だった徳大寺有恒さんが復活させた「間違いだらけのクルマ選び」シリーズの復活第1作では、期待のスポーツモデルとして「スカイラインクーペ」が徳大寺さんに見込まれていました。どんなクルマだっけ!?って人もいるかもしれませんが、3年くらい前まで作られていた先代スカイラインのクーペ版でユニットはファレディZと同じVQ37が載っていて、2プラス2シーターの2ドアクーペで、確かに2000年代後半には、Cクラスや3シリーズのクーペの存在感を一気に薄くする破壊力を持っていたな・・・。

 

結局・・・欲しいクルマはない

なんでスカイラインクーペか!?うーんやっぱり日本のユーザーが、仕事や移動ではなく「クルマを目的」として選びたくなる日本車って意味では、大きな存在だったと思います。ランエボ、スカクー、RX-8が次々と消えて・・・代わりのモデルが『86』や『1.5Lになったロードスター』ではやはりクルマ文化は色あせてしまいますし、クルマ雑誌は誰も読まなくなる。失礼ですが86やNDロードスターのためにローンを組むやつは、見た目は若者かもしれないけど、中身はじじいだ・・・。

 

 

この日照りはいつまで続く

カタログモデルとして帰って来た『シビックtypeR』と『WRXSTI』の2台はそこそこの存在感を発揮してますけども、日々退屈で仕方がないオッサンと若者に、お金をつぎ込みたくなるクルマをもっと供給してくれー。中古市場もだんだんカラカラになって来たよ。147、156、GT、ブレラ、159、R32ゴルフ、RC-Z、TT、クロスファイア、986、987もすっかり個体が減った・・・。

 

中古SUV・・・想像するだけでキツいな

2018年の今も・・・SUVとかいう何の足しにもならないクルマばかりが売れてる。5年後くらいには「スポーツモデルって何!?」ってな状況になって、中古車市場にはヴェゼル、C-HR、エクストレイル、ハリアーCX-5なんかがバナナの叩き売りみたいな価格で並ぶのだろう。あとどんなクルマが売れてるか!?ノート、アクア、FBエンジンのレヴォーグやインプレッサとかか・・・。

 

まだまだ兆しは見えず

輸入ブランドもつまらないモデルばかりが販売の主体だ・・・。VWゴルフ、Aクラス、トゥインゴ、ルーテシア、DC3、MINI、Cクラス、3シリーズ、CLA。なんつーかほとんど詐欺だな。まあメーカー開発者に言わせれば「21世紀の大恐慌」から立ち直ってこれからが本番なんだろうけどさ・・・。

 

 

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911 carrera-T の『域』に到達できる日本メーカーは!?

 

何が起こっているのか!?

  スペック表の重量が1570kgの991型カレラから軽量化するために削ったものが、主にリアシートと吸音材で、これで20kgばかり減らしたらしい。たったそれだけかい!? そして20kg減らすだけでベースのカレラよりも価格は200万円も高くなる・・・こんなことあります!? しかしこの200万円の追加出費でカレラTのオーナーはより多くの「満足」と周囲からの「承認」を受けることになりそうだ。

 

日本メーカーには真似できないな・・・

この『カレラT』とは、今の日本メーカーや日本車には、まず見られない『精神世界』の自動車なのかもしれない。しかも1432万円という価格で実現していることがほぼ奇跡に近い。レクサスLCが買えてしまう価格を付けつつも、ポルシェは何を表現したかったのだろうか!?なんて訊くのは無粋だ。「断捨離」・・・の哲学をクルマ作りに取り入れたのだろう。

 

「素うどん」とか言ってる感性では・・・

日本メーカーが同じことをやるとしたら、当然のことながら装備を割り引く前のモデルから、ユーザーにアピールできる金額くらいの値引きを行うだろう。カーメディアが「素うどん」とか言ってネタにするくらいだから、オプション満載だと高価格で、無駄な装備を取り外すと低価格ってのは、日本の自動車文化においては絶対に変わらない「摂理」になっている。その常識のままでは絶対に理解できないグレード・・・それが911カレラT。

 

わざとらしいけど・・・

このクルマは痺れるくらいに官能的だ・・・だって1400万円もするクルマにこれ見よがしに付いている『キャンバス生地のドア内取手』。・・・なるほどね。ポルシェがやりたいことがこの一つの部品に凝縮されている。GT-RNSXで同じことができるだろうか!?まず想像がつかない・・・なぜならどちらも気合が入りすぎているからさ。

 

完璧過ぎたGT-Rの末路

誰もが知っている32/33/34のGT-Rから、大きく飛躍した『R35GT-R』はスタイリングだけでも十分に海外で高い評価を受けたし、911ターボに名指しで喧嘩を売った「自信」に世界は驚愕した。R35のデザインは率直に言って好きだ。10年が経過してもまだまだ風化することもない。スタイルでも走行性能でも997ターボを圧倒したのは間違いないし、復讐に燃えるポルシェに911ターボへの大きなモチベーションを与えたはず。

 

日本メーカーの品性!?

R35が出てきて当然のことながら、ポテンシャル不足のM・アルピナAMGは壊滅的打撃を受けた。日本のスーパースポーツGTカー市場は、一気にカオスになった。911ターボ、GT-R、ウラカン、720S、488、コルベットNSX・・・がメインストリームで、休日のアクアライン湾岸線にはこれらのクルマが溢れかえっている。この7台の中でどうも日本勢2台が浮いている。広いコクピットと快適装備・・・。

 

遅れている!?

クルマそのものがあらゆる意味で「目的化」しているマーケットにおいて、「快適」を欠かさずに盛り込む意味なんてあるのか・・・ちょっと微妙だけども日本メーカーのこだわりも否定はできない。部屋の高品質なカウチとオーディオをそのままマイカーに持ち込みたい!!というイメージで高級車を選ぶ人が日本には多い。なにせ制限速度が100km/hですから・・・。

 

リゾートな高性能車!?

高級家具の自室、リゾートホテル、ラウンジのどこかにずっと居たいなら、好きなだけ引きこもっていればいいし、移動にはオットマン付きのティアナでいいんじゃね。GT-RNSXももちろん凄いクルマだと思います。エクストリームな水準の走行性能と快適さの両立。器用な日本メーカーだから可能なことだろうし、それを否定するつもりはないけども、なんか違う・・・って感じている人には、逆のベクトルのクルマが必要なのだろう。

 

枯れた・・・

30歳台前半までならば、GT-RNSXの世界感が眩しく見えるのかもしれない。ちょっと無理してでも買ってやろう!!とムキになるくらいに。・・・がアラフォーになり、完全にカレラT派です。ポルシェのマーケティングはスゲーな。日産やホンダじゃまず真似できないクルマってのをあっさり作ってしまったよ。

 

 

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ドイツ車のスタート地点は!?

 

ドイツ車の「退屈」さ・・・ 

最近ドイツブランドの新型モデルでワクワクした記憶がない。マツダアテンザCX-3ロードスターRFのマイナーチェンジや、フォレスタージムニー、クラウン、カローラスポーツ・・・と新型車ラッシュの日本車がことごとく盛り上がっているってのに!!(あのモデルはMC初月が614台に終わってしまったが・・・) ドイツ車もアルテオン、ポロ、X2、アウディA6、直6のSクラスなど話題はちょこちょこあるんですけども、いろいろ難しいのかなー・・・って後ろ向きな気分になってしまう。

 

セレブからも一般人からも「一定の距離」

それでも、なんだかんだ言って日本車の次に多く乗っているのがドイツ車です。もともとお金が余り気味の人が買うクルマなので当たり前かもしれないですが、乗ってみて約半数くらいのモデルは「なんでこれがこんなにも高いのか!?」って印象に終わる。日本車プラス100万円くらいは大目に見ようと思っていても、それをはるかに超えてくる。だいたい日本車プラス200~300万円くらいの心のゆとりがあれば、全てのドイツ車を納得して買えるのだろうけども。

 

1000万円以下のドイツ車は不要!!は今も正しいか!?

そしてちょっと諦めの境地にあるかもしれないけど、結局のところドイツ車って「価格」が全てだ。数年前からブログで書いていて、しばしば文句も言われることもあるけども、VWとスマート以外のドイツ車は1000万円超えるくらいでないと買う意味がない(あくまで個人の見解です)。とりあえず年収3000万円超えるまでは日本車かVWかスマート乗っていたらいいのかもしれない。・・・ってのが5年前の肌感覚だったのだけども、いよいよドイツ車も日本の「市場価格」ってものに敏感になりつつあるようだ。

 

 

古典的過ぎてカビが生える

BMW3シリーズやメルセデスCクラスは4600~4700mm程度のサイズに収まったFRセダンであり、日本車にはそれに代替するクルマが見当たらないのは確かだ。しかしサルーンとしての使い勝手を追求したモデルも、RWDとして走りの魅力を高めたモデルもある。横滑り防止装置ががんじがらめになった昨今のFRセダンでは、プリウスとの大きな違いを見出すのもちょっと厳しい。加速ならプリウスの方がいいくらいだ。まあワゴンのFRは一理あるけども・・・。

 

もちろん『正解』はあるが・・・

やはりドイツ車たるもの、日本車には影も踏ませないくらいの性能を誇るGTカーであるべき。簡単に結論を出すなら、M5、AMG-GT、RS7でしょうか。V8ツインターボで問答無用な走り、最高速も、0-100km/h加速タイムも、トップクラスであり、これらに追従できるのは日産GT-Rだけ。777万円の価格設定から10年以上が経過し、GT-Rも1000万円を超える価格になってしまいましたし。

 

 

ランエボがいれば・・・

問題なのはこれのチョイ下くらいに位置している、M3/M4、RS5、C43AMGといった6気筒ターボモデル。ランエボがいれば負けちゃうレベル(byF野R一郎)。もちろんGT-Rの敵ではない。けども価格はいたって強気です。エボはもういないけど次期型のWRXはSGPを使ってこのクラスのドイツ車を叩くと思われる。そのために必死で大風呂敷を広げて「動的性能世界トップ」を力強く宣言までして期待を煽ったSGPシャシーなんだろうと思います。

 

日本車と比べたら一生買えない!?

M3/M4で勝負にならなくなっちゃうのはちょっと辛いです。1200万円のC63AMGはV8ターボ、900万円のC43AMGはV6ターボと、うまくAMGブランドを使って切り込むメルセデスに対して、愚直なBMWは『M』の安売りはせずに、340iラグジュアリーが868万円に対して、走りが期待できる440iグランクーペ・ラグジュアリーがなぜか864万円の謎の価格設定。もしかしたら付いてくるオプションが違うのかもしれないけど。・・・で問題はこれら(C43、340i、440i)の6気筒モデルがレクサスIS350Fスポ(630万円)やスカイライン350GT(495万円)に違いを見せつけていないこと。やっぱり100万円以内は相当に厳しい・・・その分は値引き頑張るだろうけど。

 

免許返納まで付き合いたいブランド

BMWも、メルセデスも、アウディもたくさんのモデルを日本で展開していて、免許返納まで1つのブランドしか乗れないならどれを選ぶ!?って訊かれたら、MAZDA、ポルシェ・・・・・あとはBMWメルセデスアウディかなって気がします。MAZDAのように買いやすくしろ!!ってのは無理があるでしょうけども、もっと他のブランドの他のモデルに脇目もふらずに「欲しい!!」って思えるモデルが増えるといいのかなーって気がします。430iグランクーペやA5スポーツバックなど候補は無いこともないのですけどね〜。

 

 

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2000年以降のドイツ車はなぜクオリティが低いのか!?

日本車では満足できませーん!!

  日本車ではなかなか満たされないものを求めて輸入車を選ぶ。例えばCVTは嫌だよな〜とか、ハンドルが軽いといったドライビングフィールによるところや、外板がベコって音立てて凹みそうな薄さだっらり、ドアノブやドアのヒンジのユルユルだったりと行った質感の問題や、知り合いに「どやー」って見せるのをためらってしまうような見栄えの無さだったりが、ごくごく常識的な価格で売られている日本車の悩みのタネなのかもしれない。

 

輸入車の輝き

  輸入車はハンドルもクラッチもガッチリしていて、ドアハンドルやシフトレバー、コラムレバーまで切り替えの反力がしっかり備わっていて。アクセルオンすればゴォー・・・とエンジンが唸り出す。それこそBMWからルノーオペルに至るまで、日本車とは違うビーストな雰囲気ありました。輸入車を持っている知り合いのオッサンのクルマに乗ったときには、子供心にこのクルマエンジンから火を吹くんじゃないの!?って音がしていたのを思い出す。そしてそのオッサンは自分のクルマに誰かを乗せるのが嬉しそうだったな・・・。

 

時代の変わり目

  2000年ごろを境に欧州車のMTモデルが激減した。欧州メーカーがバブル期の日本メーカーのパテントが切れるのを待って自動ミッションを次々と導入するようになったのもあっての大きな変化なんでしょうけども、その頃から『欧州車じゃなきゃダメ』という要素が少なくなり、何に対して割高な車両代を払っているのかな!?って気分が免許取り立てのクソガキでも少しずつ高まってきたのは・・。それでもアウディTTなどデザインで日本車を圧倒するモデルがまだまだ多かったので輸入車に対する憧れは一気には衰えなかったですけどね。

 

VIPカーってなんだったんだろ

  90年代にはまだBMWのM5がMTだったし、マークⅡもレガシィB4もアコードも、初代ディアマンテもMTだった。2000年頃を境に全てが変わって行きました。R34GT-R、シルビア、RX-7スープラが排ガス規制で一気に消えたりしました。VIPカーブームが来ていて、シーマ、セルシオ、セドリック、アリストなどに免許取ってすぐ乗る奴が結構いた。そんな時代だったからMTのセダンが消えること自体はあまり問題視されていなかったけども、BMWはこの時に終わったんだな・・・。

 

メルセデスの決断

  某有名自動車評論家の著書によると、2000年以降にメルセデスのクオリティが急激に下がったのは、1989年から北米で展開されたレクサスのクルマ作りをみて、「この程度でいいのか」とコストダウンへ経営判断が傾き、それと同時に多車種展開が開始されて、開発ソースを十分に各モデルに振り分けることができなくなったからと断じている。おそらくこれが正しい分析なのかもしれないが、ちょっと気になるのは100年クルマを作ってきたメルセデスってそんなにバカなのか!?ってことだ。

 

ダイムラークライスラー

  1998年にダイムラークライスラーという世紀の合併が行われ、それぞれドイツとアメリカで最も高品質なクルマ作りをしてきたメーカー同士が、車台の共通を図った。これによりクライスラー300にはEクラスのシャシーが、ジープグランドチェロキーにはCクラスのシャシーが充当され、それより下位のクラスには技術協力パートナーの三菱主導のシャシーが使われた。クライスラー200やアルファロメオジュリエッタダッジ・ダート、そしてAクラス、Bクラス、CLA、GLA、エクリプスクロスにまで広がるビッグファミリーのシャシーが今も現役で使われている。

 

中国しかない・・・

  この辺の事情を指して、2000年代以降のメルセデスは低品質と言われているのだろう。・・・がメルセデスはなぜ確信犯的な低品質化を甘受したのか!?1998年以降、合併の影響で開発のイニシアチィブが取りにくくなっただけでなく、2001年の中国のWTO加盟に合わせて、中国市場で販売を伸ばすための最適化が図られたのではないか!? ちなみにメルセデスが中国で販売を予定していたEクラスとCクラスは、多くの日本車と同じように、中国政府によって「高級車認定」を受けることができなかった。フェラーリジャガーとは違って輸入が許可されなかった。よって中国で現地生産されることになった。

 

日本車はもっと悲惨だった

  2000年ごろを境に、なんだか気の抜けたクルマが増えたのは輸入車だけでなく、日本車も同じだった。トヨタが大ヒットさせたアルファードに搭載される2.4L直4ユニットは需要が多い中国の工場で生産され日本に逆輸入された。組み合わされるミッションはCVTであり、エンジンの吹けあがり具合はクルマの評価基準から抜け落ちた。欲しいクルマがなくなったクルマ好きの目の前に出てきたのは、全身全霊で「キマって」いるキレキレのスペシャルティカー・・・GT-R、エボ10、WRX-STI、ケイマン、V8ヴァンテージ、TT、MINI、マスタングそれから、ブランド全体的にヒットしたのがアルファロメオ。まあ当たり前だよね・・・。

 

アルファロメオが売れた日本市場は素晴らしい!!

  クルマ好きは高性能車へ。一般ユーザーはミニバンやコンパクトカーを買う。極めて健全な棲み分けができていたようだけども、このタイミングでBMWE90系3シリーズが史上最高のヒットを飛ばす。エンジンで判断すれば完全にアルファロメオの勝ちだけども、イメージリーダーだったM3のV8は8250rpmがピークのBMWの芸術だったこともあって、BMWの人気も高かったようだ。みんな残価設定でフツーのクルマでしかない南ア製の320iを買ってた。

 

後の祭り

  その後リーマンショックで全ての状況は変わり、SUVブームやトヨタのHV戦略を経て現在に至るけども、10年前につまらないクルマが下手に売れちゃったからBMWは今すごく苦しんでいる。E90はタマ数がBMW史上最高だからまだまだ30万円くらいで買える。デザインもエンジンもあまり変わってないし。先に売り上げ不振で苦しんだメルセデスの方が今では変化の大きい日本市場にうまく適応しつつある。BMWはまだまだ反撃の糸口が見えない。日本市場ではすでにF30系がCクラスに負けている。アメリカ市場もそろそろCクラスに負けそうだ・・・。身もふたもない話だけども、BMWが復活するためには、思い切ったことをするしかないだろう。米国価格並みに240iを400万円で売るとか・・・。

 

 

 

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